知らないと損!クレジットカード、リボ払いの仕組みとは

カード・ローン

クレジットカードは、今や複数枚持っていることも珍しくありません。JCBの調べによれば、クレジットカードの保有者の平均枚数は3.2枚。月平均利用額は6万5000円です(「クレジットカードに関する総合調査」2017年)。
今回は、支払方法のひとつであるリボ払いの仕組みと、メリット・デメリットについて解説します。

クレジットカードのリボ払いの仕組み

ポイントやマイルが貯まるなら、現金で支払うよりもおトクと言えますが、リボ払いにした場合のポイントが高く設定されているクレジットカードもあります。果たして、リボ払いはおトクなのでしょうか。

リボ払いとは、クレジットカードの支払方法のひとつ。買物などの支払残高の金額に応じて毎月の支払額が決められています。支払額は買物などに使った元金返済額と、手数料(利息)の合計になります。手数料は年利13~15%と、分割払いよりも高い設定になっていることがほとんどです。
 
リボ払いには、「定額方式」と「残高スライド方式」があります。
「定額方式」とは、支払残高にかかわらず毎月一定額の元金を支払う方式です。支払残高が増えても、毎月5000円と決めたらずっと5000円のまま。この5000円のなかに元金と利息が含まれますが、利息は支払残高にかかります。つまり、支払いはじめのうちは利息が多くて元金は少ないので、なかなか元金が減りません。

また、定額方式には元金が定額になっているものもあり、その場合の支払いは、元本5000円+手数料になります。

定額方式

「残高スライド方式」とは、支払残高の金額に応じて、毎月の支払額が増減する方式です。たとえば、支払残高が10万円未満なら毎月の支払額が元金5000円+手数料、10~15万円なら元本7500円+手数料、15~20万円なら元金1万円+手数料です。残高が増えると毎月の支払金額が増えるので、残高を把握していないと急に支払金額が増えて困ることになりかねません。

残高スライド方式

支払額の例

リボ払いのメリット

毎月定額支払いなので、支出の予定を立てやすいことはメリットと言えるでしょう。
また、支払をリボ払いにするには様々な方法があります。
①買物した時に、店頭で「リボ払いで」と指定する方法。
②支払の時は「一括払い」を選んでも、あとからカード会社に連絡をしてリボ払いに変更する方法。
③あらかじめ、支払方法をすべて「リボ払い」に登録しておく方法。
④リボ専用カードを利用する方法。

状況に合わせて、柔軟な対応が可能な点もメリットでしょう。
さらに、リボ払いにしたり、リボ専用カードを作ったりすると、ポイントやマイルがたくさんたまることもあります。

リボ払いのデメリット

リボ払いのデメリットは、支払残高がわかりにくくなってしまうことです。毎月の支払金額が一定だと、とりあえずのやりくりはできるので支払残高を把握しないままにしがちです。

また、買物した品物ごとの支払ではないので、今払っているものが何のお金なのかがわかりません。家計のためには、予算を立てることや、何にいくら使ったのかをはっきりさせておくことは大切ですが、リボ払いではわからなくなってしまいます。

そして、手数料が高く、支払期間が長くなりがちということです。支払残高がわからないままに買物を続けると、気が付いたら高額の支払残高を抱えてしまうことにもなりかねません。

たとえば10万円の買い物をして、リボ払いを5000円の定額方式(年利15%)で利用した場合、手数料の総額は1万2927円。支払回数は20回です。
いくら買物をしても、1カ月の支払が5000円程度だと、財布のひもも緩みがちです。翌月にまた3万円の買物をしたら、さらに支払期間は6ヶ月長くなります。さらに翌月には5万円、などと続けていると、いつまでも支払残高は減るどころか増えていきます。

まとめ

手数料が高いリボ払いは、できるだけ利用せずに済ませたい支払方法です。
継続的に利用することは避け、利用した場合は速やかに完済するようにしましょう。
いったんリボ払いにしても、後から残りを一括で支払えることがあります。
クレジットカードは賢く利用しましょう。

タケイ 啓子

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ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に...

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