貯金が貯まらない人に共通する7つのNG習慣

貯金・家計

お金を早く貯め始めなくてはいけないとは思っても、なかなか貯められないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
実は貯金が上手にできない人とできる人では、日々の習慣が大きく影響しているのです。
そこで、今回は、貯金ができない人に共通する7つのNG習慣と対処法を見てみましょう。

貯金が貯まらない人に共通する習慣1:時間にいつも遅れ気味

友達と待ち合わせしても、ついつい遅れ気味の人はお金を貯めるのが苦手なようです。
待ち合わせ場所にいつも遅刻してしまうということは、到着する時間を逆算してバスや電車の時刻や、交通状況を考慮して間に合うように行くということができないということです。

これはお金を貯めるという行動に置き換えると、目標額や時期を決めて計画的にお金を貯めるのが苦手ということにつながります。お金を貯めるには逆算ができるかどうかがカギとなります。

時間感覚はお金を貯めるには結構重要な要素を占めているのです。
そこで、そんな人は自動的にお金を貯めてくれるような仕組み・制度、金融商品を活用すると良いでしょう。例えば、財形貯蓄制度、積立定期預金、保険商品などがあります。

貯金が貯まらない人に共通する習慣2:「おトク」という言葉にすぐ飛びつく

「1着なら1万円、2着買うと1万5千円!」
こんな言葉に弱い人はお金があまり貯まりません。なぜなら、1着を買いに行ったはずなのにおトクだからと喜び、2着買うということはお金を多く出すということになるからです。

トクをしたかと思いきや、トクをしたのは多く売上の上がったお店側ということになります。
さらに、出費が多くなれば、その分お金を貯めるほうに回せないということに結びつきます。

また、まとめ買いも要注意です。思ったほど使わず、残ったものを捨てるなんて経験ありませんか? 着ないものや捨てるものがいくらだったかを考えると思いのほか損だったと気づきます。
財布から出るお金が少ないほうがおトクという概念に切り替えてみましょう。

貯金が貯まらない人に共通する習慣3:自分へのご褒美が大好き

一生懸命頑張ることはいいことです。もちろん、時には自分へのご褒美も必要だとは思います。
しかし、この自分へのご褒美が何かを買う時の言い訳になっていたりしませんか?
自分へのご褒美の回数が増すと単なる無駄遣いや贅沢になってしまいます。

そこで、自分へのご褒美をするなら、最初から「ここまでやったら」とかのゴールを決めてみましょう。その結果、むやみやたらな自分へのご褒美を減らすことができます。
また、自分へのご褒美は「1年間に何回」とか「いくらまで」とか、上限を決めることで出費額を抑えることも出来ます。

どうしても、上限を越てしまったら、越えた分と同額を貯金箱にいれるなどの自分へのペナルティを課しましょう。

NEXT:「NG習慣4:ついつい○○する」

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廣木 智代

ファイナンシャルプランナー(CFP) 結婚後、家業のスナックで手伝いをしていたが母の引退と共に廃業。家計の苦しさを埋めるための我が家の保険の見直しをきっかけ...

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