物価の安い国ランキングトップ20を紹介!日本は何位?

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物価は為替の影響を受ける

為替は基本的に2国間の関係により変動し、人気があり買われた通貨の価値は上がり、人気が低く売られる通貨の価値は下がります。

例えば、ある国が戦争や政治情勢の混乱によりその国の通貨が売られ、その売られた資金で米ドルが買われたとします。
すると売られた通貨の価値は下がり通貨安、買われた米ドルの通貨価値は上がり米ドル高になります。米ドルの価値が上がりドル高になればなるほど、紛争により価値の下がった国のモノの値段は、米ドルにとっては相対的に安くなっていきます。

物価が為替から受ける影響を感じていただくために、円と米ドルで例えてみます。
仮に今1米ドル=100円として米ドルに対して円の価値が上がり、つまり円高となり、1米ドル=50円になったとします。
米国の物価は日本円に換算すると半値まで安くなったように見えるのです。

円高時は日本円に換算した輸入品や海外旅行費用は安くなることでメリットとして実感することがあるかと思います。逆に円安時は輸入品を中心にモノの値段が高くなりますので生活面へのデメリットとして実感されることもあるでしょう。

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まとめ

物価が安いことが生活しやすい魅力ある国であるとは単純には言えなさそうです。
各国の物価が安い要因は何なのかという視点持って観察することで、これまでは見えていなかった世界情勢が見えてくるかもしれません。

小林 裕子

ひろファイナンシャルプランニング代表 CFP ・1級FP技能士 2008年FP相談業務開始。 2014年事務所運営スタイルを金融機関等からの紹介手数料を一切...

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