子どもの日だけでなくいつでも食べたい とっておきの柏餅3つ
5月5日はこどもの日。その日に食べるものといえば柏餅ですね。普段から柏餅を目にすることは少なく、食べる頻度も少ないですが、都内には毎日でも食べたいくらいとってもおいしい柏餅を購入することができる和菓子屋さんがたくさんあります。そんなお店をあんこ好きの筆者がご紹介します。
「ささや」 聖蹟桜ヶ丘
京王線の駅である聖蹟桜ヶ丘。映画「耳をすませば」の舞台としても有名な街です。そんな聖蹟桜ヶ丘にある地元の人に愛される和菓子屋さん「ささや」。昔からあるお店なので、一見歴史のある入りずらそうな外観ですが、勇気をだして入ってみてください。店内には昔ながらのケースがありたくさんの和菓子が並びます。そんなささやの柏餅は、まるでつきたてのように柔らかいお餅が、程よい甘さのあんこを包んでいて、誰からも愛されるような優しさがあります。どこか懐かしい気持ちになるおばあちゃんの家で出てくるようなやさしい味です。
「群林堂」 護国寺
こちらは豆大福が大人気の和菓子屋さん。三島由紀夫や松本清張など、数多くの文豪からも愛されたお店。いつでも行列ができていて閉店時間前に売り切れてしまうことも珍しくありません。ここの豆大福はごろっと大きい豆がたっぷり入っていて、豆の味を楽しむことができます。そんな人気の和菓子屋さんの柏餅ももちろん絶品。程よい甘さのあんこが、もう一口食べたい!という気持ちにさせます。舌触りの滑らかなお餅もとてもおいしいです。
「和菓子処菊屋」 表参道
雑誌でも多く取り上げられている有名なお店で、なかでも夏限定の水ようかんが有名です。表参道という洗練された建物が並ぶおしゃれな街に、昔の外観のまま残っています。なんと創業は昭和10年ですが、そのころのままの味が代々引き継がれています。柏餅だけでなく、季節限定の商品がたくさんあり、いつ行っても新鮮な気持ちになります。そんなこちらの柏餅はあんことみそあんの2種類。みそあんの柏餅はスーパーなどでもなかなか見かけることがないので、気になりますね。
いかがでしたか
どこも昔から愛されている和菓子屋さんばかり。昔から愛されているということは、作り方や材料にこだわりのある、本当においしいお店だからこそ。普段は洋菓子派という方でもぜひ食べてみてください。そのおいしさに驚くこと間違いなしですよ。