老後の仕事に役立つ資格とは?仕事選びのポイントも紹介!

老後

老後に年金や貯金だけで暮らしていけるかどうか不安なので、できれば無理のない範囲で老後も働いていきたいと思っている人は多いのではないでしょうか。とはいえ老後にできる仕事は限られますし、どんな仕事を選べばいいか迷うかもしれません。
そこで今回は、老後に役立つ資格や仕事選びのポイントを解説します。

老後に仕事をする人の割合

そもそも、老後に仕事をする人はどのくらいいるのでしょうか。近年は非正規雇用の増加により、定年後も仕事をする人が増えています。老後に仕事をしている人の割合や職業などを見ていきましょう。

高齢者の就業者数

総務省が発表した統計からみた我が国の高齢者*1によると、日本における65歳以上の高齢者は、2019年9月時点で3,588万人です。この数字は過去最多で、日本の総人口の28.4%に当たります。

高齢就業者の数も15年連続で増加していて、その数は2018年時点で過去最多の862万人となりました。高齢者が3,588万人で、そのうち就業者が862万人ですから、日本では約24%の高齢者が何らかの仕事をしていることになります。高齢者が4人いれば、そのうち1人は働いていることになりますから、決して少ない数字ではありません。

高齢就業者の推移(2008年〜2018年)


*1:総務省「統計からみた我が国の高齢者」(令和元年)

老後はどんな仕事をしているのか?

老後に仕事をしていくなら、高齢就業者の多い業界を把握しておくことで、仕事探しの一つの指標にできます。自分が希望としている職種がある場合は、どの程度の人が働いているのか資格取得前に参考にしておくと良いでしょう。
総務省の資料「統計からみた我が国の高齢者」*2によると、具体的な数は以下のとおりです。

主な産業別高齢就業者人数


*2:総務省「統計からみた我が国の高齢者」(令和元年)

老後の仕事選びのポイント

では、実際に老後に仕事をしていくとしたら、どのようなポイントを押さえて仕事を決めるのがいいのでしょうか。

収入が希望に合うか

収入が希望に合っていなければ、仕事をしても経済状況はなかなか良くならないでしょう。高齢者でも働ける職場というポイントを重視しすぎるあまり、収入が低すぎる仕事を選ばないようにすることが大切です。経済状況が良くならないだけでなく、心身に負担がかかって、結果的に仕事が長続きしない可能性が高いです。

収入が高すぎても、仕事内容がハードであればやはり続けていくのは難しいです。安心して続けられて、かつ希望に合った収入が得られる仕事かどうか、しっかりチェックしておきましょう。

ニーズに合った資格を持っているか

高齢者が再就職する場合は、企業のニーズに合った資格を持っていると有利です。多くの高齢者が働く時代とはいえ、やはり働き口はある程度限られるのが実情です。特に専門性が求められる業界に未経験で挑戦するのはハードルが高く、企業も採用には慎重になります。

専門的な仕事でも、資格を取得していれば、たとえ実務経験はなかったとしても採用を勝ち取れる可能性はあります。応募できる求人の幅も広がるでしょう。専門資格を持つ人は希少性が高いため、高齢者でも高水準の給料が期待できます。老後の仕事に困らないためにも、資格はぜひ取っておきたいところです。

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C・M

ライター歴4年、フリーランスのWEBライター。 恋愛テクニックやノウハウ、さらにデートスポット、飲食店等の店舗紹介をします。

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