老後破産の現状や原因、対策とは?早くから準備しておくことが大事

老後

高齢化社会に伴い、「老後破産」する世帯・人が増えています。老後破産してしまう原因とは、一体どんなものなのでしょうか。また、老後破産を回避するために、今からどんなことを準備しておけばいいのでしょうか。ここでは、老後破産の現状や原因、対策について紹介します。

老後破産の現状とは?

老後まとまった収入がないなかで、生活費や医療費、介護費などの支出が大きく、誰かに支援してもらわないと生活することが出来ない高齢者が増えています。現に、平成27年の厚生労働省調査(参考:http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2016/dl/kakutei.pdf)によると、生活保護受給世帯のうちの約50%が高齢者世帯であり、おおよそ2世帯に1世帯の割合です。定年前に借り入れした住宅ローンなどが、定年後にも残ってしまい、返済に苦しんでいる人も多いようです。生活保護を受給したからといって、生活が楽になるわけではありません。

老後破産してしまう原因

老後破産してしまう原因は「年金が思っていたよりもらえなかった」「退職金がほとんどなかった」「事業に失敗してしまった」「支えてくれてた息子や娘が亡くなってしまった」など、世帯や人によってさまざまです。そもそも、日本人の平均寿命が延びていることも原因と言われています。簡易生命表(参考:http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life15/dl/life15-02.pdf)によると、2015年の平均寿命は男性80.79歳(前年+0.29)、女性87.05歳(前年+0.22)です。長生きするほどお金がかかりますので、収入に余裕がないと破産してしまいます。また、年金が少ないことや不景気や企業の業績悪化に伴う退職金の減少なども原因です。そして、個人的な問題も多くあります。借金がある場合や浪費癖がある場合などです。長寿化や年金・退職金減少などは、これから老後を迎える人たちの方が状況は悪化している可能性があるため、早くから対策を講じておく必要があります。

今から準備しておけること

老後へ向けて今から準備しておけることは、「支出を減らす」「年金以外の収入を得られるようにする」ことです。普段の生活費の支出を減らすことで、残ったお金を貯金や投資などに回せます。毎月僅かな額でも支出を減らすことで、大きく変わってきます。そして、年金以外の収入を得ることが出来るようにしておきましょう。わかりやすいものでは投資です。株式投資や投資信託、不動産投資など、早くから始めておけば、老後には投資金額が大きくなっている可能性があり、定期的に収入を得られます。平成28年度の国民年金は、1人あたり約65,000円(月額)、厚生年金は夫婦で約221,500円(月額)です。決して十分な額ではありませんので、早いうちから投資などで資産運用をしておきましょう。(参考:http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12502000-Nenkinkyoku-Nenkinka/0000149802.pdf)

まとめ

老後破産を回避するためにも、若いうちから対策を講じておく必要があります。今の生活だけでなく、将来の生活も考えたうえで、生活費の見直しをしたり、貯金や投資に力を入れるようにしましょう。

関連記事一覧