100歳まで生きたい人の割合は? ポイントは老後の準備にあり

老後

100歳以上の高齢者は、日本全国に6万人以上います。それも年々増える傾向にあり、今後も高齢化は進んでいきそうです。
では、100歳まで生きたいと思っている人の割合はどのくらいなのでしょうか。

100歳まで生きたい人は6.6%

雑誌のオレンジページが、「人生100年時代」の調査結果を、2018年1月に発表しました。
調査は2017年11月24~28日、対象は日本国内の30~50代を中心とした女性788人です。

同調査によると、「100歳まで長生きしたいと思いますか?」との質問に対して、積極的に「100歳まで長生きたい」と答えた人は6.6%でした。

100歳まで長生きしたいと思いますか?

一方、「そう思わない」と答えた人は40.6%。「あまりそう思わない」の24.7%と合わせると、65.3%の人が、100歳まで長生きしたくない、と思っているようです。
つまり、ほとんどの人が100歳までの長生きはしたくないと答えています。

「老後破産」や「老老介護」などが話題となり、長生きイコール幸せ、とは考えられなくなっているからでしょうか。
「100歳までに生きることに、どんな不安がありますか?」との質問には、健康とお金の心配をあげる人が多くいました。

100歳までに生きることに、どんな不安がありますか?(複数回答)

確かに、健康でなくてお金もないのでは、幸せな老後をイメージしにくいですね。

長寿時代に準備するものとは

では、長寿時代の今、どのような準備をしておくとよいでしょうか。
同調査によれば、長生きするために必要なものも不安同様、健康とお金でした。

長生きするためには、なにが必要だと思いますか?(複数回答)

健康で、使えるお金があって、趣味や楽しみに打ち込み、家族と仲良く、と、幸せな人生を生きている人が思い浮かびます。

FPが考える老後の準備

そんな老後を実現するために、健康を維持していくことは何より大切になります。そして、お金の準備も同じくらい大切です。老後になれば、主な収入は年金になり、現役時代と比べれば少なくなることがほとんどです。

そこで貯蓄が必要になりますが、どのような方法を選ぶかは、老後も視野に入れて考えるとよいでしょう。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

2017年の制度改正で、基本的に現役世代はほぼ全ての人が加入できるようになりました。掛金は月5000円から、投資信託などで運用します。掛金は全額所得控除で、税金もおトク。ただし掛けたお金は60歳までは引き出せないので無理のない範囲で利用します。

つみたてNISA

2018年にスタートした、初心者向けの積立投資制度。年40万円までの資金であれば、運用益は非課税です。つみたてNISA用の投資信託は、金融庁が定める基準を満たしたものだけですので、安心して始めることができます。

不動産投資

老後の心配のひとつに、住宅問題があります。若い頃には賃貸住まいの身軽さがメリットに思えても、老後になると貸してもらえなくなるケースが出てきます。
そのため、現役時代に住宅を購入しておくのもよいでしょう。物件は賃貸に出せば家賃収入になりますし、老後は自分が住むようにもできます。

まとめ

幸せな老後のためには、健康とお金の準備が必要です。
しっかりした準備があれば、長い人生を存分に楽しむことができるでしょう。

タケイ 啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。 36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務...

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