老後の仕事に役立つ資格とは?仕事選びのポイントも紹介!

老後

老後の仕事に役立つ資格

ここからは、老後の仕事に役立つおすすめの資格を紹介します。
資格には難易度の高いものもありますが、取得しておけば、再就職の際に大変有利です。老後に備えて、ぜひ以下の資格にチャレンジしてみましょう。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(通称FP)の資格は、少々難易度は高いですが、勉強をすれば誰でも取得することができます。金融機関や保険会社などで仕事をする際に基本的に必要になる資格ですが、資格を持っていれば、定年後に独立開業して仕事をすることもできます。

ファイナンシャルプランナーの資格には、いくつか種類があります。その一つのファイナンシャルプランニング技能士(FP技能士)は国家資格で、独立して仕事をするなら最低でもFP技能士2級は取得しておきたいところです。3級は70%前後の人が合格できると言われていますが、2級の合格率は30%前後に落ちるため、しっかり勉強する必要があります。

FP技能士の資格を取得するためにかかる費用は、2級の場合は約9,000円の受検料が必要です。

宅地建物取引士

通称「宅建」でおなじみの宅地建物取引士の資格は、老後に不動産業界や建築業界で仕事をしたい人におすすめです。宅建を取得しておけば、不動産業や建築業だけでなく保険業などでも再就職できる可能性があります。

合格率は20%以下と、難易度は少し高めです。宅建も地道に勉強を続けていかなければ合格できないため、仕事をしながら勉強をする場合は、うまく両立していくことが大切です。受験料として、7,000円が必要となります。

調理師

調理師免許を持っていれば、飲食サービス業などで働ける可能性が広がります。また、独立してカフェや定食屋などを開業したい場合にも役立ちます。ただし、「飲食店などで2年以上の調理の実務経験があること」が受験資格になっているので、この条件を満たしていない人は受験することができません。

調理師免許の難易度は、そこまで高くありません。合格率は60%前後なので、ある程度準備しておけば合格できるでしょう。受験料は6,000円前後で、地域によって異なります。

行政書士

行政書士は、法律関連の資格では比較的難易度が低いものの、そもそも他の資格と比べると難易度が高いため、簡単に所得できる資格ではありません。行政書士の資格は、官公庁に提出する書類の作成などを請け負う際に必要になります。

行政書士の資格を持っていれば、コンサルタントとして業務を行うこともできるため、こちらも独立開業に向いています。合格は15%前後と難関なので、スクールに通って勉強する人が多いです。専門学校やスクールに通う場合、年間80万円以上の費用がかかることもあります。受験料は7,000円です。

管理業務主任者

管理業務主任者は、国家資格の一つです。マンション管理業者が管理組合などと管理委託契約を締結する際に説明を行いますが、そのときに必要になる資格です。企業に勤めてマンション管理の仕事をするなら、管理業務主任者の資格が必要です。不動産業界での再就職を目指すなら、役に立つでしょう。
資格取得のためには、8,900円の受験料がかかります。合格率は20%前後です。

心理カウンセラー

心理カウンセラーの資格取得もおすすめです。学校や会社などに出勤してカウンセリングを実施する際、カウンセラーの資格を持っていると信頼されやすくなりますし、採用も勝ち取りやすくなります

カウンセラーの資格には、メンタルヘルス・マネジメント検定や認定カウンセラー、プロフェッショナル心理カウンセラーなどがあります。老後に働くことを考えるなら、これらの民間資格を取得しておくと、心理カウンセラーとして働き口を見つける際に有利になるでしょう。

例えば、プロフェッショナル心理カウンセラーの「一般」の資格は、座学と実習を246時間受けた後、試験を受けることになります。難易度は少し高めで、合格率は発表されていませんが、しっかり準備しておかなければ合格できないでしょう。合格までの費用は、100万円ほどです。

老後に備え、自分に合う資格にチャレンジしよう

老後に仕事をするなら、事前に資格を取って少しでも安心しておきたいですよね。資格があれば働ける職場が増えますし、採用も勝ち取りやすくなります。シニア世代でも資格を持っていれば、積極的に採用してくれる企業もあります。老後に備えて自分に合う資格を見つけて、ぜひチャレンジしてみてください。

文:C・M
監修者:ファイナンシャルプランナー歴5年 北野小百合

C・M

ライター歴4年、フリーランスのWEBライター。 恋愛テクニックやノウハウ、さらにデートスポット、飲食店等の店舗紹介をします。

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