覚えておきたい!厚生年金のメリット・デメリット

年金・社会保険

会社に勤める会社員などが加入する厚生年金ですが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。メリットもデメリットも両方を把握しておくことが大事です。ここでは、厚生年金のメリット・デメリットやパート勤務の方が厚生年金に加入する場合について、紹介します。

厚生年金に加入するメリット

厚生年金に加入するメリットは、少ない負担で将来大きなリターンを得られる点です。少ない負担というのは、毎月の厚生年金保険料のことで、標準報酬月額を基に算定されますが、事業者と被保険者の折半のため、実質負担は半額で済みます。そして、老後受け取る老齢年金は、国民年金のみの加入者に比べて給付額が多いためおトクです。また、国民年金は障害基礎年金の対象が障害等級1・2級のみですが、3級の場合でも一時金が受給できます。遺族年金に関しても、自身の子どもと子どもがいる配偶者しか対象にならない国民年金とは違い、厚生年金は対象が幅広く、配偶者や子ども、親、孫、祖父母が受給できます。万が一の際も手厚い保障制度を受けられます。

厚生年金に加入するデメリット

厚生年金は少ない負担で将来多くの年金を受け取れたり、万が一の際に手厚い保障を受けられるメリットがありますが、デメリットもあります。それは、現在パートで働いている人が厚生年金に加入する際は、毎月の給与から差し引かれるものが多くなるため、手取り額が減ってしまうことです。余裕がある場合は良いですが、そうでない場合は生活が苦しくなる可能性があるため、働き方を変えることも検討しなければなりません。メリットだけに目がいきがちですが、デメリットも把握した上で判断するようにしましょう。

パート勤務でも厚生年金に加入しやすくなった

2016年10月からパートの厚生年金適用基準が拡大されたこともあり、パート勤務でも厚生年金に加入しやすくなりました。以前は正社員の労働時間の4分の3の就労が必要でしたが、現在では週20時間以上、月額8.8万円以上(年収106万円以上)の条件をクリアすれば、パートの方でも厚生年金に加入できます。夫が自営業などで国民年金に加入している場合は、厚生年金に入ることで、将来老齢基礎年金と厚生年金を受け取れることになるため、加入した方がトータルで見ておトクです。

厚生年金は事業者と折半なので負担が少ないですが、将来の年金は多くなります。万が一の際は、障害年金や遺族年金などの保障も手厚いです。パートの方でも入りやすいため、検討してみてください。

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