YouTube【72 ch.】八木エミリーさんに学ぶ、新時代のマネーリテラシーを視聴して得た知識とは?/#6不動産投資論・利益と節税編
育児と仕事のすきま時間を活用して、動画でお金の勉強をしている筆者。株式会社インヴァランスが運営しているYouTubeチャンネル「72 ch.」の、個人投資家・八木エミリーさんの動画を見るのがルーティンとなっています。
今回見たのは、「#6不動産投資論・利益と節税編」。動画を通して学んだことや感じたことをご紹介します!
不動産投資の収益は大きく分けて2つ
不動産投資の収益と言うと、マンションやアパートなどを持ち、入居した人が払ってくれる家賃収入のことだと思っていた筆者。八木さんは動画の中で、不動産投資で得られる収益は大きく分けて2つの種類があることを教えてくれています。
1つ目は、運用益(インカムゲイン)。これは先ほど筆者が思い描いたように、不動産を運用して毎月得られる収益のことです。手元に入ったお金から、ローンの返済分を差し引いた部分が収益となります。
そして2つ目が、売却益(キャピタルゲイン)。これは、不動産を売却することで得られる収益のことなのだそう。金額は運用益よりも大きくなりますが、不動産を手放すことになるので、それ以降は収益が入らなくなります。
後者の売却益(キャピタルゲイン)という言葉を、この動画で初めて知った筆者。これまでの八木さんの動画を通して「不動産投資は、毎月コツコツ収益が入るもの」と思っていたので、1度に大きな収益を得られる方法があることは意外でした。
少額だけど毎月コツコツ収益を得る方がいいのか、巨額の収益が得られるけど不動産を手放す方がいいのか、簡単には決められそうにないですよね。筆者は、自分の状況に当てはめて考えてみました。
夫婦そろって現役で働いている今は、毎月少額でも収益を得られる運用益を選びたいと思います。そして子供たちが独立し、自分たちも定年を迎える頃に不動産を売却すれば、老後の生活資金になるかなと考えました。
ところが、八木さんは動画の中で、どちらを選択するかは不動産の価値を見極めることが大事だと教えてくれています。不動産の価値は年月とともに下がっていくのが一般的なので、筆者が想像したように、定年後に売却したからと言って、必ずしも大きな収益が見込めるわけではないのです。
大切なのは、「不動産を購入する時点で、その不動産の将来的な価値に見込みをつけること」。そして、「購入後も不動産の相場をリアルタイムで把握しておくこと」だと思いました。売り時がわかれば、運用を続けるべきか、売却すべきかの判断もつきやすくなりますよね。
さらに動画の中では、例え不動産の価値は年々減っても、ローンの返済状況によっては収益が出る「ポジティブサプライズ」なるものがあることを知った筆者。これを聞いてから、自分が住むエリアの地価や不動産情報はこまめにチェックするようになりました!
不動産投資は保険代わりにもなる
運用したり、売却したりしながら、収益が得られる不動産投資。今回の動画の中で、八木さんは不動産投資の別の側面についても教えてくれています。それが、「不動産投資は保険代わりになる」という側面です。
筆者のような一般的な個人がマイホームを購入する場合、ほとんどの人が団信とよばれる「団体信用生命保険」に加入します。この保険に加入することで、ローンの契約者(我が家の場合、夫)に万が一のことがあっても、残された家族はローンの返済が免除され、マイホームに住み続けることが可能です。
この団信の仕組みが、不動産投資のローンでも適応されることを動画で初めて知った筆者。不動産投資は大きな金額を動かすため、リスクを感じるという人にも、ぜひ知ってもらいたいと思いました。
マイホームも不動産投資も、団信のおかげで、残された家族はローンの返済を免除されるという点では共通しています。マイホームの場合、家族に住む場所を残せるというメリットがありますが、将来にわたって収益を生み出し続けられるのは、不動産投資ならではのメリットですよね。
子育て世代としては、家族や次の世代が安心して暮らせるギフトを残せることに、とても魅力を感じます。結婚や出産を機に保険を見直す人は多くいますが、その際に不動産投資を選択肢の1つに入れることをおすすめしたいと思いました!