楽天銀行で感じたメリットは?開設が簡単で楽天経済圏でのポイントアップも
ネット銀行はネット上で開設や振込ができたり手数料が安かったりなど、便利な銀行として知られていますが、ここ最近では非接触での利用を望む人からも注目を集めています。 数多くあるネット銀行から筆者が選んだのは、楽天銀行です。今回の記事では、私がなぜ楽天銀行に口座を開設したいと思ったのかという経緯と、口座を開設する際の準備や申し込みの流れ、使ってみて感じたメリットについて紹介していきます。
楽天銀行に口座を開設しようと思ったきっかけ
楽天銀行は、ネットショッピングサイトでも有名な楽天市場などを運営する楽天グループが運営するインターネット銀行です。まずは、そもそも楽天銀行の存在を知らなかった私が、楽天銀行に口座を開設するきっかけを、2つご紹介します。
これからの「お金」について考えはじめた
私は結婚出産を経て、漠然とこれからのお金や貯蓄について考え始めていました。ネットやテレビでよく耳にしていた「NISA」など投資について調べていたところ、さまざまな証券会社があることを知ります。
調べていくと、普段から買い物で利用していた「楽天市場」系列の「楽天証券」なるものを発見。普段利用しているサービスであり、大手ならではの信頼感があった楽天証券で「つみたてNISAをしてみたい!」と思ったのです。 証券会社で投資をスタートするには、専用の銀行口座を開設することが必要とのこと。検索していくと、楽天証券の利用には楽天銀行が便利でお得ということが分かり、楽天銀行に口座を開設することを決めました。
楽天経済圏の活用で楽天ポイントを効率よく貯められる
楽天系のサービスは、たくさん利用することでポイントが多くもらえるシステムがあり、それも楽天銀行を選んだ理由の1つです。
私はもともと楽天市場で買い物をすることが多く、もっと効率よく楽天ポイントを貯める方法はないかと思っていたところ、SPU(スーパーポイントアッププログラム)というシステムを知りました。
これは、楽天カードの引き落とし先を楽天銀行に指定し楽天市場で買い物をするとポイントが+1倍多く付与される(2022年2月時点)…など、楽天グループのサービスを利用すればするほど、お得にポイントが貯まるシステムです。 楽天グループのサービスで自分に合うものは積極的に取り入れて「楽天経済圏」を活用することで、楽天ポイントが貯まりやすくなる点がメリットだと感じました。
楽天銀行の口座開設に必要だったものは?
数あるネット銀行から楽天銀行を選び、さっそく開設をすることにしました。続いては、楽天銀行の口座開設に必要だったものを紹介していきます。
準備するものは本人確認書類だけ
楽天銀行の口座開設に必要な書類は「本人確認書類」のみです。運転免許証やマイナンバーカード、カード型健康保険証、パスポートといった書類が使用でき、これらの書類の中から2種類を準備します。(2022年2月時点)
私が楽天銀行の開設を思い立ったのは外出先のカフェでしたが、運転免許証やカード型健康保険証は普段から財布に入れて持ち歩いていたため、すぐに申し込み手続きに進むことができました。
スマホやPCで簡単申し込み
楽天銀行はスマホやPCから簡単に口座開設できます。一般の銀行口座を開設するときのようにたくさんの申込書を書いたり、印鑑を用意したりという手間が不要です。
さらに準備した本人確認書類は、スマホアプリで送信ができるのが大きな魅力。コピーをとって郵送する手間も省かれるため、非常にスムーズに手続きが進みました。実際の申し込みの流れは、次の項目で紹介します。
楽天銀行の口座開設の流れは?申し込みから開設まで
楽天銀行のホームページを見ると「口座開設手続きは3ステップで完了」、そして「最短3分で申し込み完了!」とあります。この言葉に、面倒くさがりの私でもできそうだと惹きつけられました。気になる口座開設の3つのステップを、詳しくご紹介します。
step1.口座開設情報の入力
名前や住所といった情報の入力、キャッシュカードの種類選択、本人確認書類の提出方法の選択をします。すでに楽天会員の登録があれば、ログインによって自動的に情報を紐付けてくれるサービスがあり、私はそれに該当したため入力の手間が大幅に省けました。
楽天会員でない場合でも、画面の項目に沿って入力していけば簡単に登録できます。今後楽天のサービス利用を考えている方は、この機会に楽天会員としての登録をしておくのも良いでしょう。
step2.本人確認書類の提出
本人確認書類は、書類を撮影したものをスマホアプリ「楽天銀行」で送信することが可能。アプリを使えばスムーズに手続きができることが、楽天銀行の魅力の1つだと感じました。
注意したいのは、書類によってはアプリでの送信ができないものがあること。事前によく確認し、アプリでの送信ができない場合は「郵送利用」や「配達員への提示」といった提出方法も考えておきましょう。
step3.初期設定
申し込みから約1週間で「ThankYouレター初期設定ガイド」が自宅に届くので、書かれているガイドに沿って初期設定をします。初期設定の内容は、IDやパスワードを初期のものから変更する作業です。
以上で3つのステップが完了。筆者は申し込みから約2週間でキャッシュカードが自宅に到着し、入金や引き出しなど不自由なく口座を使い始めることができるようになりました。