【10万円の給付金】実際何に使った?みんなの使い道を大調査!

マネーケア

紆余曲折がありながらも、国民一人あたりに支給することが決定された「特別定額給付金」。周りの人たちは、どのように10万円を使っているのでしょうか?
今回は、マイナビニュース会員806人へアンケートした結果を元に、給付金の使い道についてご紹介!筆者の周りの知り合いたちに聞いた、実際の声も交えながらお届けします。

圧倒的に多かったのは生活に直結する食費!

特別定額給付金の使い道として、圧倒的に多かった回答は“食費”。「給料が減額になった分、ある程度食費に回したい」「自粛生活で増えた食費への補てん」「美味しい食べ物を取り寄せたい」「ちょっと豪華な食材を買って地域に還元する方法を考えたい」など、さまざまな意見があるようです。

一概に食費と言っても、日常の食費に充てる人もいれば、ご褒美としての食費や経済活性化のための食費に充てる人など、食費は食費でも内容が異なるようです。

「食材を買うときには、できるだけ地元に根付いた商店で買うようにしています。町全体が活気を取り戻してほしいので」
(30代女性)
という意見もありました。

先行き不透明な将来のため、貯金に

食費に次いで多かった回答は、“貯金”。「この先何が起こるか分からないので、必要最低限の出費に抑え、あとは貯金したい」「この給付金の影響で税金が必ず上がると思うので、貯金しておく」など、不安定な今後に備えるために給付金を貯金する人も多いようです。

また、「この状況で、娯楽などのサービスにお金を使う気分になれない。油断してコロナに感染すれば、周りからも何を言われるか分からない。いまは貯金しておくのが得策だと思います」(40代女性)
という意見も聞かれました。

外食やお買い物、旅行をすることは経済の活性化につながりますが、同時に自分自身の楽しみや喜びにつながるものでもありますよね。しかし、芸能人の旅行や夜遊びへのバッシングが日常化している社会のムードからも伺えるように、「自由に楽しむこと=悪」というイメージがまだまだあるのも現実。

給付金を使いたくても使いづらいと感じている人の中には、貯金をするという選択肢を選ばざるを得ない人もいるようです。

日用雑貨の購入やインテリア&ファッション費に

日用雑貨や家具、衣類などの購入に充てるという回答も多数。「値段が上がっているマスクやハンドソープ、消毒液の購入に使いたい」「生活に必要な日用品や雑貨を買う」のほか、「家具やインテリアの買い替えに」「衣類やアクセサリーの購入に使う」という声も聞かれました。

中でも、コロナ禍で値上がりした衛生用品の購入費に使いたいという声が多く、「ドラッグストアで衛生用品を見かけたら買うようにしている」という意見もあります。また、インテリアや衣類費として使うという意見も多数寄せられました。ファッション費として使うという意見は男性よりも女性が圧倒的に多く、性別によって使い方に差が出る項目もあるようです。

税金や公共料金、ローンなどの支払いに

「タイミング的に自動車税の支払いに使う」「毎月の収入が減った分、支払いが厳しくなったので公共料金に」「口座から引き出さず、そのまま家賃の支払いに充てます」など、税金や公共料金、ローンの支払いに充てるという意見もありました。

新たな出費に使うというよりは、毎月の支払いに充てざるを得ないという人が多いということが明らかに。「生活に必要な支払いに充てたら、もう残らない…」という声も多く、コロナの影響を直に受けた人たちにとっては、支払いを補てんする生活防衛策としてのお金になっているようです。

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大谷りえ

1歳男の子のママ。 スイーツ大好きで、毎日のスイーツを食する時間が一番の幸せ。

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