株式投資するなら知っておきたい用語「単元株」って何?
株式投資
株式投資に興味があるけど、聞いたことのない言葉が多くてなんとなく難しそうと思っている人も多いのではないでしょうか?株式投資は言葉を理解して基礎知識を得ればそんなに難しいものではありません。
今回は株を買うときに必要な用語「単元株」について学んでみましょう。
そもそも「単元株」ってなに?
株式会社の発行する株は1株ごとに価格があります。そして、株式市場において一般的に売買される単位を「単元株」といいます。
現在は、単元を定めず1株で取引する銘柄もあれば100株を1単元として取引する銘柄もあります。
1単元の株数は1株から2000株の中で8種類ありますが(単元株否採用の会社も含む)、株式市場における取引の利便性から現在は1株、100株、1000株で取引されています。
なお、2007年11月から国内の上場株式の売買単位を1単元100株に統一する取り組みがされています。2018年10月1日が統一期限になっており、100株単位へ統一される予定です。
仮に、1株あたりの株価が3000円、単元株が1000株の場合、実際の取引で株の購入に必要な自己資金は3000円×1000株で300万円必要になります(手数料は考慮せず)。かなりの自己資金がないと購入できません。
単元株が100株になれば、自己資金は30万円あれば購入できるようになるのです。これでずいぶん買いやすくなると同時に、これまではまとめて株数を売りたくなかった株主が売りやすくなります。つまり、株式市場に参加しやすくなり活性化が期待できるということです。