気になる住宅ローンの諸費用！ 賢い節約法とは？

住宅ローンを借りたあとにかかる手数料についてもチェック

住宅ローンは、長期間にわたって返済していくため、その間にはさまざまなライフスタイルの変化や、ローン金利の変動などにより、ローンの繰上返済や借換えを検討するときがくることもあるでしょう。そのときにかかる手数料も金融機関により異なります。

繰上返済は近年、インターネットからの手続きの場合、手数料がかからない金融機関も多くありますので、そういったサービスを利用すると良いでしょう。
また、住宅ローンの借換えをする際には、それまでの住宅ローンを一括で繰上返済する際の事務手数料などがかかります。

目の前のローン契約時の条件だけでなく、ローン返済中に発生する可能性のある手数料についても、できる限り確認しておくようにしましょう。

金利や手数料など、複数の条件からローンを比較

さまざまな手数料や費用が、一定の額または一定の比率など複数の支払い方法があり、どの住宅ローンがおトクなのか混乱してくる人もいるかもしれません。
そんなときは、金利だけでなく、住宅ローンの借入に必要な諸費用や保証料、団信なども含めた実質的な負担額で比較すると良いでしょう。

住宅支援機構のホームページ内の「返済プラン比較シミュレーション」で諸費用も含めたローンの試算をすると、結果のページに「APRを表示する」が表示されます。APRとは、諸費用を考慮して算出した実質的なコストを表す参考指標。そこをクリックすると、諸費用も含めた実質的な金利で比較することができるため、このようなシミュレーションも便利です。

あわせて読みたい
・住宅ローンを組む前に知っておくべき、連帯債務と連帯保証の違い
・住宅ローン返済中にがんになったらどうなる？借入前にしておくこととは
・固定金利、変動金利とは？　借り入れと資産運用で異なるメリット・デメリット

まとめ

住宅ローンを借りる際は、金利のチェックはもちろん重要ですが、そのほかにかかる費用や手数料にも注目する必要があります。
おトクにマイホームを手に入れるには、賢い節約が不可欠。しっかりと比較・見積もりをして理想のマイホームをゲットしてくださいね！