外貨預金とFXって何が違うの?調べてわかった難しいポイントと解決策

外貨預金とFXって何が違うの?調べてわかった難しいポイントと解決策
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これまでに外貨に興味を持ったり、FXで運用したいと考えたりした経験はありませんか?筆者はある時、為替で儲けた話を友人から聞き、外貨に興味を持ちました。調べたところ、外貨にまつわる金融商品はたくさんありましたが、迷ったあげく外貨預金とFXにいきつきます。

ただ、どちらも同じような商品に思え、何が違うのか調べました。今回は、そこでわかった商品性や難しいと感じたポイント、解決策について紹介します。

外貨に投資する必要性って?

今のところ海外旅行に行く予定がなく、基本日本で生活する筆者は、外貨は特に必要ないと思っていました。しかし、外貨の金融商品を調べていくうちに外貨に投資する必要性を感じたのです。どこに外貨に投資する意味を感じたのか、紹介します。

投資の幅が広がる

自分の資産を減らしたくないのは誰しも同じ。ただ、多少のリスクをとらないと預貯金のみとなり、資産を運用するタイミングを逃してしまうでしょう。

しかし、リスクをとって資産運用しよう!と考えても、円だけで運用するとなると投資できる商品は限られてきます。そこで投資の幅を広げるには、外貨を取り入れる必要があると考えたのです。

自分の資産を守ることにつながる

輸入品が値上がりすると、日本円で貯蓄しているお金を使うことになり、円資産はどんどん減っていきます。しかし、その時に外貨の資産も持っていれば、たとえ円の価値が下がったとしても外貨の価値が上がってくれれば、自分の資産全体の減少は食い止められるでしょう。

外貨資産を持つことが、資産全体のリスクヘッジにつながると思ったのも、必要に思った1つの要因です。

外貨預金ってどんなもの?

外貨の必要性がわかったところで、まずは外貨預金の商品性やメリット・デメリットについて紹介します。

外貨預金とはどんな商品?

外貨預金とは外貨で預金することです。円預金と同じように、外貨普通預金や外貨定期預金があります。簡単に言うと、銀行に預けるときに円なのか外貨なのかの違いです。

外貨預金のメリット

外貨預金で筆者が感じたメリットは2つあります。

メリット1:為替差益

1つ目のメリットである為替差益とは、為替の変動によって得られる利益のことです。たとえば、1ドル80円のときに1万ドル預け入れたものを1ドル150円のときに円に戻せば、1ドルで70円の儲け、1万ドルに換算すると70万円の利益が出る仕組みになっています。

実際には為替手数料などを考慮しなければいけませんが、為替の変動だけで利益を生むのは大きなメリットの1つです。

メリット2:円預金より金利が高い

2つ目は金利の高さです。日本は低金利政策によって、他の国と比べるとかなり金利が低くなっています。しかし、諸外国は日本より金利が高いため、必然的に円預金より良い条件のものが見つかります。

また外貨の場合、定期預金でなく普通預金でも、円の普通預金より高い金利を提示する金融機関が数多くあるのがメリットです。

外貨預金のデメリット

次に、筆者が思う外貨預金のデメリットについて紹介します。

デメリット1:為替変動

外貨預金で考えられるデメリットは、為替変動のリスクです。メリットでも挙げたように、たしかに上手くいけば為替差益を得られます。しかし為替は常に変動しているので、利益が出ることもあれば損する場合もあります。

1ドル100円のときに外貨を購入し、1ドル70円のときに円に戻さなければならない状況だと3割ほどマイナスとなります。

デメリット2:為替手数料

2つ目のデメリットは為替手数料です。円から外貨、外貨から円にするときには、為替手数料が発生します。為替手数料は金融機関によって金額が異なり、為替手数料のことを考えずに外貨預金を円に戻すと受け取り金額が少ないと感じることもあります。

次は、FXについて見ていきましょう。

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nobii

大学卒業後金融機関に勤務。 現在はライターとして幅広い分野の記事を執筆中。

プロフィール

監修者: 千見寺 拓実

株式会社インヴァランス 1994年生まれ。静岡大学卒業。2017年に株式会社インヴァランスに入社。 2級ファイナンシャルプランニング技能士

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