外貨預金とFXって何が違うの?調べてわかった難しいポイントと解決策
FXってどんなもの?
FXの商品性について
FXという呼び方は「Foreign Exchange(フォーリンエクスチェンジ)」に由来しており、為替差益を得ることを目的とした投資商品です。正しくは、外国為替証拠金取引といいます。これだけだと外貨預金と同じように感じるかもしれませんが、外貨預金との最大の違いは、FXでは一定の担保金を預けておけば、手持ち資金よりも大きな金額で取引できることです。
FXのメリット
筆者が考えるFXのメリットは3つあります。
メリット1:手持ち資金よりも大きな金額で取引OK
一般的な投資商品だと、100万円の資金があった場合、最高でも100万円の投資しかできません。しかしFXだと、100万円を証拠金にすれば、その数倍の資金を借り入れたとして、みなし取引ができるのです。倍率のことをレバレッジと呼び、レバレッジが大きくなるほど多額の取引ができます。
メリット2:為替差益
2つ目の為替差益は、外貨預金の為替変動で紹介した話と同じで、売却時円安になっておけば利益を得られるといったことです。
メリット3:スワップポイント
3つ目のスワップポイントとは、外貨預金でいう金利のこと。外貨預金だと、1年間預け入れないと1年分の金利は受け取れません。しかしFXだと、毎日計算されて1日分ずつ受け取れます。
FXのデメリット
FXのデメリットは2つです。
デメリット1:為替変動
外貨取引に常に付きまとうデメリットの1つが為替変動で、為替は常に変動し、大きく動くときもあります。そのため、考えている以上に損失を生む可能性があるので注意が必要です。
デメリット2:手持ち資金以上の損失の可能性
FX特有のデメリットは、手持ち資金以上の損失の可能性があることです。FXでは、レバレッジを大きくすることで多額の取引ができる一方、これが多額の損失を発生させる原因にもなります。
為替の急激な変動で証拠金以上の損失が出た場合、証拠金の追加入金が必要となったり、含み損が一定水準を超えると強制決済されたりすることもあります。つまりFXは、ハイリスクハイリターンの取引なのです。
最終的に、筆者が難しいと感じたポイントと筆者の考える解決策を紹介します。