一人暮らしでも貯金は増やせる!私が実践した節約&貯蓄術
社会人になり1人暮らしを始めた頃、出費がかさむばかりで貯金できない日々に悩んだ私は、一念発起してさまざまな節約術に挑戦。毎月やりくりして、貯蓄を増やすことに成功しました。
今回は、私が実践した節約&貯蓄術を3つのポイントに分けて紹介します。一人暮らしで効率良く貯蓄したい人は、参考にしてみてくださいね。
STEP1 貯蓄できる地盤づくりをする
闇雲に節約を始めても効率が悪いと感じていた私。そこでまず、自分がどのくらいお金を使っているか、無駄な支出がないかを確認するなど、貯蓄するための地盤づくりを始めました。
本当に必要な支出はいくらかリストアップ
1人暮らしを始めて思ったのが、自分が毎月一体いくら使っているのかを把握できないということです。買いものへ行けば気が大きくなって余計なものを買っていたり、外食の回数が多く、食費が予想していた金額より増えていたりしました。
このような状態では、無駄な支出ばかり増えて貯金などできません。
そこで、毎月の収支を把握するために、固定費(家賃や光熱費)・変動費(食費・洋服代)をリストアップ。いくら使っているのか、無駄な支出はないのかを確認しました。
リスト化すると娯楽費にお金をかけすぎ、食費がかさんでいるなど、節約すべきポイントを見つけられます。さらに貯蓄目標額を設定することで、何をどのくらい節約すれば良いかを明確にできました。
新しく貯金専用の口座を開設した
リストアップして見えてきたのが、「変動費にお金をかけすぎている」ということです。理由の1つとして、財布にお金がなくなると口座から下してしまうことが挙げられました。いつでもお金が使える状況を作っていると、欲しいものがあるとついつい買ってしまいがちです。
そこで「ついつい使う」ことができないよう貯金専用の口座を新しく作り、そこに先取り貯金をしました。いつも下せる口座にお金がなければ、無駄な支出を減らせると考えたのです。
買いものするときはポイント還元率の高いお店を選ぶ
毎日の買いものでも何か節約できないかと思った私は、ポイント還元を上手に活用しました。さまざまなお店で購入代金に応じてポイントが還元されるサービスが行われていますが、お店によってはポイント制度がないところもあります。今までは買いたいものを買いたいお店で購入していたのを、ポイント還元があるお店、また還元率が高いお店を選ぶように徹底したのです。
また、ポイント還元のないお店や還元率が低いお店で欲しいものがある際は、ネットショップを活用。複数のお店が集まっている「楽天市場」なら、どこの店舗で買ってもポイントがつきますよ。さらに同じサイト内の店舗であればどの店舗でもポイント利用可能。貯めやすく使いやすいのでおすすめです。
貯めたポイントで買いものをすればその分安く買えたことになりますが、ポイント割引で買いものをするといくら節約できたか分かりにくくなります。そのため私は、もらったポイント分と同じ金額を自分の財布から貯蓄専用口座に入れて、節約できたお金を分かりやすくしました。これで無駄使いやせっかくたまったポイント何に使った?というのがなくなりました。
STEP2 食費を節約!無駄な買いものはしない
食費は必要不可欠な支出ですが、節約を心がければ出費を抑えることが可能です。一人暮らしで私がモットーにした買いもの節約術を紹介します。
食材の買い出しは、必要最低限のお金しか持っていかない
収支把握をし、貯金目標額が決まれば食費にかけられるお金も自ずと分かってきます。まず収入から固定費を引いたお金から、食費を割り出しましょう。このとき食費専用の財布や封筒を作っておくと、一目で何のお金か分かります。
買いものに行くときは、この食費専用のお金から必要最低限の金額を持っていきましょう。この方法ならば無駄なものを買わずにすみます。
買いものを毎日→週1~2回にした
食費節約のために合わせてしたのが、買いものの回数を減らすこと。毎日買いものに行けば、必要のないものを買ってしまうリスクが上がります。そのため、買い出しは週1~2回に決めて、本当に必要なものだけを買うようにしました。
買いものに行くお店は大型スーパーではなく、ディスカウントショップや安いと人気のスーパー。同じ商品を買っても値段が大幅に違うことがあるので、少しでも安くたくさん買いものができるお店選びが肝心です。
また、週1回の買いものだとまとめ買いになるので、冷凍できるものは冷凍庫で保存するのが鉄則。この方法で、食費がそれまでの半分程度まで抑えられました。
仕事場にはマイボトルや手作りお弁当を作って行った
外回りの仕事だったので、ついついコンビニやスーパーで昼食や飲みものを買う癖がついていた私。お店で購入するとお弁当+飲みもので1,000円程度かかることもしばしばでした。しかし節約生活をはじめてからは、手作りお弁当とマイボトルを持参することで、食費を抑えることに徹しました。