一人暮らしでも貯金は増やせる!私が実践した節約&貯蓄術
STEP3 固定費を見直す
家賃や光熱費といった固定費は、節約しにくいと思いがちです。しかし、固定費が下がれば、毎月の支出を確実に抑えられます。
携帯電話の会社を変えた
大手キャリアと契約していたころは、月々1万円程度の通信費がかかっていました。固定費は毎月必要なお金なので、この費用を抑えると貯蓄できる割合も増えます。私は、格安SIMに変更したところ、毎月の通信費が半額以下になりました。
「毎月かかるものだからしょうがない」と思わず、固定費こそ節約できるところがないか?と、再度チェックすることが大切です。
ちょっとした電気代にも気をつけた
固定費の中でも、やり方次第で節約できるのが光熱費。中でも、頻繁に使う電気は少しでも料金を安くしたいもの。使わないことが一番ですが、節約生活であまりにも自分を追いこんでしまうと長続きしません。
そこで毎日コツコツできる節約術に挑戦しました。
1.マメにコンセントプラグを抜く
年間消費電力の6%が「待機電力」といわれるほど、スタンバイ状態にしている家電の電気代は、日々は小さなものでも積み重なると意外と大きな出費になります。さらに1人暮らしだと、日中は仕事で家にほとんどいないので待機電力はかさむばかりです。
私は毎日、出勤前に必要のない家電のコンセントプラグを抜くことで、待機電力を減らす工夫をしました。
2.消費電力の高い家電の使い方を工夫する
消費電力が高い家電には、エアコンやテレビ、冷蔵庫、炊飯器などが挙げられます。私はまず、エアコンを効率良く使うためにサーキュレーターを導入!サーキュレーターを使えば部屋全体に空気の流れを作れるので、夏も冬も快適。夏はエアコンの設定温度を上げられたので、電気代を抑えられました。
また、炊飯器も消費電力が高いとのこと。そこで、お米はなるべくまとめて炊いて保温はせずすぐに電源オフ&プラグを抜きました。炊いたお米は小分けにして冷凍保存。保温の際の無駄な電気代を使わないよう工夫しました。
目標を立てて継続しよう
1人暮らしで貯蓄をするには、収支を把握し無駄な支出を減らすことが重要です。しかし目標がなく貯蓄していては、辛いばかりで長続きしません。貯蓄を始める前に、お金が貯まったらどうするか、何のために貯蓄したいかといった点もよく考えてみるのがおすすめです。今回紹介した技を参考に、自分なりの節約術&貯蓄術を見つけてみてくださいね。
文:森えり
監修者:ファイナンシャルプランナー歴5年 北野小百合