初心者におすすめの人気投資商品ランキング!職業や年代との関連は?

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投資初心者にとって、どんな投資商品を買ったら良いのか迷うところです。そこで今回は、投資初心者におすすめの投資商品を紹介。また、投資にまつわるアンケートをもとに、職業や年代と投資の関係性についても見ていきます。

このアンケート調査は株式会社インヴァランスが2020年6月5日から6月18日にかけて、プラットフォームサービス『モニプラ』にて、20代から60代のmoneliyファンユーザー4717名を対象に実施したものです。

どんな人が投資をしているの?職業との関連性は?

どういった人は投資をしているのか、投資経験者の職業に関連性があるのか見ていきましょう。

投資している人はどんな職業の人が多い?

投資をしない人の理由とは?


図:筆者作成

投資しない人の最大の理由は、「どの職業から見ても金銭的余裕がないから」といったものです。次に多いのは、「リスクが怖いから」、「どんな商品が良いのか分からないから」。収入面以外で考えると、投資商品に対する不安や知識不足によるものが多いといえます。

職業別投資経験


図:筆者作成

反対に投資経験があると答えた人は、ほとんどの職業で半数を割っています。唯一半数以上の53%となった職業は、会社員(管理職)です。次に多いのは会社役員の46%。

投資経験がもっとも少ない割合の職業は、フリーランスの23%、次に無職の24%となりました。会社員(管理職)や会社役員となれば、周りからの情報や収入、時間など総合的に余裕があるため、投資経験者の割合が多くなるのかもしれません。

職業別投資商品


図:筆者作成

次に、職業の違いによって投資商品にどんな違いがあるのか見ていきましょう。自営業以外では、株価の変動や株主優待などが期待できる株式投資と、投資家から集めた資金を専門家が運用してくれる投資信託で、半数以上を占めます。その次に人気の商品はNISA(ニーサ)。

自営業は少し特徴があり、株式投資43%、投資信託15%、FX11%と投資商品に違いが見られます。これら3つを考えると、経営者的思考から規模拡大など投資に対するハードルがほかの職業よりも低く、ハイリスクハイリターンを期待する人が多いのかもしれません。

また、自営業・会社員(管理職)・会社役員には共通する特徴があり、それは不動産投資の割合が多いことです。ある程度資金があったり、安定収入で融資が通りやすかったりする職業の人が好む傾向にあります。不動産投資で節税や家賃収入を期待しているのでしょう。

そのほかには会社員(一般職)と公務員は、NISAとiDeCo(イデコ)を好む傾向にあることがわかります。NISAやiDeCoはともに少額投資の商品や毎月コツコツ投資する商品といわれているので、どちらかというとローリスクを求める人が多いのかもしれません。

無職の人とフリーランスの人の投資商品割合は比較的似ていて、職業から考えると、収入の不安定さから投資に対する考え方が似ているのかもしれません。

投資経験者が投資している商品とは?

資産形成に利用している商品


図:筆者作成

投資経験者からもっとも支持されているのは株式投資の40%、次は投資信託26%、第3位にNISA13%となります。投資というと、やはり株式投資や投資信託を連想する人が多いのかもしれません。

その投資商品を選んだきっかけは?

商品別に見る投資のきっかけ


図:筆者作成

ここからは投資商品を選んだきっかけについて、ひも解いていきましょう。iDeCoと不動産投資を始めたきっかけは、「老後に不安を感じて」と回答した人が最多となりました。iDeCoは基本的に、60歳以降から老齢給付金を受け取れる仕組みの商品性から、老後の資金と考える人が多いのでしょう。

また不動産投資は初期費用がかかりますが、長期で見れば初期費用を回収し、老後に向けて安定収益が入ると考えて投資している可能性があります。また土地の値上がりや投資エリアの今後の開発など、先を見通しているのかもしれません。

どの商品も共通しているのは、「老後に不安を感じて」・「資金に余裕ができて」と回答した人が多いこと。そのほかには、職業別投資商品のグラフで確認できるように、今回のアンケートでは債券に投資している人は少ないことです。

債券に投資したきっかけは、ほかの商品と同様に、老後の不安や資金に余裕ができたが多いですが、3番目の理由は「営業を受けて」となります。ほかの商品に比べると、営業を受けて始めたという割合がもっとも多くなるので、投資初心者がよく知る商品とはいえないでしょう。

最後にFXの特徴ですが、友人・知人にすすめられて投資を始めた人の割合がほかの商品は4%から10%に対し、20%と多くなっているのも特徴です。FXはハイリスクハイリターンの商品なので、口コミで広がりやすい商品なのかもしれません。

年代別に見る投資を始めた理由とは

ここでは、年代と投資について考えていきましょう。

何歳くらいの人が投資をしているの?

投資経験者の年代別割合


図:筆者作成

今回のアンケートだけで見ると、30代以上では年代別の大きな差はなく、20%から25%となっています。もっとも多い年代は60代で25%、30代から50代で見るともっとも少ないのは40代の20%です。20代の投資経験者割合は9%で、どの年代に比べても圧倒的に少ないといえるでしょう。

年代別に見る投資を始めた理由


図:筆者作成

年代によって、投資を始めた理由がどのように違うのか見ていきましょう。

【20代】
20代が投資を始めた理由第1位は、「今の生活にゆとりを持つため」の46%。次いで、「老後の生活費のため」となり、ほかの世代とは理由が若干違います。

【30代】
30代の特徴は、「子どもの教育費のため」に投資を始める人がほかの世代と比べると多いことです。30代がピークで、50代60代では1%台となります。

【40代】
「旅行や趣味にかける費用のため」と回答している人は、20・30・60代で10%台なのに、40代・50代では5~6%に落ち込むのが特徴です。また40代までは「子どもの教育費のため」に投資している割合も10%あります。

【50代】
50代になると、「老後の生活費のため」に投資している人が71%と、どの世代よりも割合が多くなる傾向にあります。また40代と同様に、「旅行や趣味にかける費用のため」と回答している人が少ないのが特徴です。

【60代】
60代は、「子どもの教育費のため」・「マイホーム購入のため」・「結婚資金のため」と回答した人は、いずれも1%未満とほかの年代よりもかなり少なくなります。

これらの結果から、20代にとって老後はまだ先のことと感じる人が大半を占めているのではないか、20代・30代・40代は子どもの教育費を意識しやすい年代なのではないかと考えられるでしょう。50代60代は、老後・今の生活・旅行や趣味に重点を置いていることがわかります。

総合すると、それぞれの年代で重要視している項目が見え、ライフイベントと年代・投資理由がリンクしているように感じるでしょう。

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nobii

大学卒業後金融機関に勤務。 現在はライターとして幅広い分野の記事を執筆中。

プロフィール

監修者: 北野 小百合

株式会社インヴァランス 1992年生まれ。法政大学文学部卒業。2015年に株式会社インヴァランスに入社。入社一年目、23歳のときにマンション投資を始める。 ...

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