「私のマネープラン」を考える良い機会に!マネーセミナー体験談
ライフプラン・マネープランを立てることは人生設計において大切ですよね。しかし、私は「大切なのは分かるけれど、何からすれば良いのか?」という悩みを長年抱えていました。
今回は、そんな悩みを解消すべく受講した、あるオンラインマネーセミナーの体験談です。そこで気づいた、自分に不足していることや実践したことについても紹介しています。
『ブレないための自分戦略』がテーマのセミナーを受講
今回私が受講したのは、クラウド会計ソフトサービスを展開するマネーフォワードが主催した、『資産形成1DAYオンラインスクール』というオンラインのマネーセミナーです。自宅からパソコンやスマホで聴講可能ということで、受けてみることにしました。
人生設計においてマネープランを立てることの重要性や、資産の運用や形成を実現させる方法など、お金の話がメインの1日セミナーです。全11講演の中から、興味のある講演を選んで聴講をするスタイルとなっています。
中でも、私が特にタメになったと感じたのは、基調講演の「ライフプランニングから考える資産形成と貯まる家計の作り方」でした。なぜこちらの講演が私に刺さったかというと、講演の内容がちょうど自分と同世代の女性向けだったため自分ごととして捉えやすかった点と、改善ポイントとして挙げられた部分がすぐにでもトライできそうと思ったからです。
受講後、今までのマネープランの見直しと今後について考えてみることにしました。
受講するうち、「このままで大丈夫?」と不安に…
講演では、現役世代と老後のお金をメインテーマに、家計やライフプランの立て方や資産形成の方法などについて解説がなされました。とてもわかりやすく、納得できる話ばかりだったのですが、話を聞くうちに「私はこのままで大丈夫だろうか」と、不安な気持ちが生まれてしまったのです。具体的には以下のようなことです。
老後に向けた資金が必要と知って、不安に…
少子高齢化などの社会問題に伴い、老後の生活は公的年金だけでまかなうことが難しくなってきているのだそうです。不足しそうな部分は公的年金に頼らずにそれぞれ補う必要があり、会社員世帯だと1,000万円ほどは自助努力しなければならない可能性が高いとのこと。
この1,000万円を働いたお金=賃金で用意するとしたら、元気で働けるうちしか貯める方法はありません。そこにプラスして、子どもがいれば子育てにかかる費用のほか、家を購入した家庭は住宅ローンも必要で、その捻出が必要となってきます。さらには、いずれ葬儀費用なども一緒に貯めていくことになるという事実を突きつけられ、今のままでは状況が危ういことに気づき、とても動揺してしまったのです。
定年まであと35年しかないという事実に衝撃を受ける
この事実を聞いてまず思ったのは、「私ってライフプランニングがちゃんとできてない!」ということでした。恥ずかしながら、そもそもきちんとしたライフプラン・マネープランを立てた記憶がありません…。
現在35歳の筆者は、65歳を定年とするとリタイアまで30年しかない計算になります。よほど高給の仕事に転職しない限り、30年間で入るお金はほぼ一定です。何か動きださない限り、毎月の給料から生活費などを捻出しつつ、自助努力で1,000万円用意する必要があります。
このことに気づいたとき、今置かれている状況がとても危ういものだと、やっと焦り始めました。そして、この部分が私に不足しているポイントであり、早急に強化すべきポイントだと気づいたのです。
自分の弱点を自覚したところで、勉強になったことを生かして受講後にトライしてみたことを紹介します。