固定資産税とは?固定資産税の特徴と計算方法をわかりやすく解説!

税金

固定資産税はいくら払う?固定資産税の計算方法

では、固定資産税はどのようなものに対していくら払えばいいのでしょうか。固定資産税の具体的な計算方法を見ていきましょう。

<固定資産税の計算式>
固定資産税=固定資産税評価額×標準税率1.4

固定資産税を算出するためには、固定資産税評価額に標準税率である1.4%を掛けます。標準税率は、地方税法第350条によって1.4%と定められています。しかし、固定資産税評価額は変動します。固定資産税評価額は土地や建物の価格変動に応じて3年に1回見直しが行われるため、不動産価格が上がっているときは、その分固定資産税も高くなります。

建物の評価額

では、住宅などの建物の評価額はどのように決まるのでしょうか。ポイントとなるのは「再建築価格方式」です。
これは、建物の価値を決めるとき、もう一度同じ建物を建てる場合に建築費がいくらになるのかを算出して評価額を決める方法です。

建物の評価額の決定には、建物の劣化具合や床面積も関係しますが、その建物のもともとの建築費(購入費)の約70%の金額になるのが一般的です。

土地の評価額

では、土地の評価額はどのように決定されるのでしょうか。土地の評価額は、「路線価」という評価額と土地の面積を掛けて算出されます。路線価とは、その地域の路線に面した標準宅地1平方メートルあたりの評価額のことです。
路線価は、「国税庁」のホームページから調べたい地域別に確認することができます。

固定資産税の支払い方法について

次に、固定資産税の支払い方法について見ていきましょう。いつ払うのか、支払い方法にはどんなものがあるのかなどを、わかりやすくまとめていきます。

固定資産税はいつ払う?

固定資産税は、一般的に年4回に分けて支払っていきます。それぞれに納付期限があるため、その納付期限までに支払います。納付期限の時期は各自治体によって変わりますが、納税通知書が送られてくるのは4~6月が一般的です。

固定資産税の支払い方法とは?

固定資産税の主な支払い方法は、以下のとおりです。

・現金
・口座振替
・クレジットカード
・インターネット支払い
・ATM支払い

自治体によっては利用できない支払いもあるため、通知書に書かれている方法に従って支払いましょう。

まとめ

固定資産税の額は、所有する土地や家屋の価値によって変わります。価値が高まっているときにはその分固定資産税も上がるため、固定資産税についてはあらかじめ調べて、理解を深めておく必要があります。

建物や土地を購入して所有する場合は維持費がかかりますが、固定資産税はそのうちの一つです。いくら支払うものなのか、どのように支払うかなどを知ったうえで、土地・住宅の購入を考えていきたいものです。

C・M

ライター歴4年、フリーランスのWEBライター。 恋愛テクニックやノウハウ、さらにデートスポット、飲食店等の店舗紹介をします。

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