新社会人の84%が直面する「お金の『困った』」、どう対処する?
春は門出の季節ですね。これから新たな環境で仕事を覚えたり、社会人としてのマナーを身に付けたり、チャレンジすべきことが新社会人にはたくさんあります。そこで、もうひとつ身につけたいのが、一生涯切り離すことのできない「お金」についての知識や上手な付き合い方です。
後払いサービスのカンムがユーザーアンケートを実施し、「就職後1~2年目の間にお金に困った経験」について調べました。(アンケートは2019年2月、20~35歳のユーザーに対してインターネット調査をしたもの)
今回は、このアンケート結果を参考に、新社会人が「お金に困った」ことにならないためのポイントをまとめました。
お金が足りなくなるのはどうして?
アンケートによると、「新社会人(就職後1~2年目)の時に、お金で困った経験がある人は84%」という結果でした。
また、その理由については、
1位「靴やスーツなどの社会人に必要なグッズが高かった(44%)」
2位「家賃や初期費用が高い(32%)」
3位「初任給の振込が遅い(31%)」
と、筆者の経験からしても、どれもうなずけるものばかりでした。
学生のときにはほとんど必要のなかったスーツやビジネス用の靴やカバン、名刺入れなど新たに購入しなければいけない物への出費も膨らみます。
また、新社会人になるタイミングで引越しをするケースでは、新たな住居に関する初期費用や引越し費用、家電や家具の購入など、大きな出費になることもあります。
そんな状況の中、早く手にしたい初任給ですが、支給日は企業により異なります。「当月末締め当月払い」「○日締め当月払い」「○日締め翌月払い」のようなパターンがありますが、その中でも3つ目のケースでは翌月まで収入のない状態が続くことになります。
社会人になりたての時期特有の「お金に困る」要因がアンケートから浮き彫りになりました。
株式会社カンム「就職後1〜2年目の間にお金に困った経験」より