20代のゴールドカード!そのメリットとデメリットとは
「ヤングゴールドカード」をご存知でしょうか?20代の人限定で、ゴールドカードの様々な特典はそのままに入会のハードルが低いカードのことです。
積極的に使っていきたいカードですが、思わぬデメリットも。ヤングゴールドカードのメリットとデメリットを紹介します。
ヤングゴールドカードはメリットがいっぱい!
●審査が比較的優しい
ゴールドカードの審査は、年齢30歳以上で年収500万円以上が一般的な基準です。ヤングゴールドカードの申し込み資格は年齢が20~29歳、安定した収入が条件です。条件を満たしていれば誰にでも所持できるチャンスがあります。
●年会費が格安
ゴールドカードの会費は1万円以上のものがほとんどです。ヤングゴールドカードの会費は1,000円台から5,000円台と安価。しかもリボ払いやWEB明細書に申し込めば、かなりの年会費を値引きするカードも。ほとんどのカードで初年度年会費が無料です。
●手厚い付帯サービス
2,000万円ほどの国内・海外旅行保険の自動付帯、100万円ほどのショッピング保険、国内主要空港のラウンジ無料など、ゴールドカードに見劣りしないサービスが受けられます。
ゴールドカード専用のコールセンター利用、旅行予約サイトでの予約金額が大幅値引き、優待価格で全国のホテルやレジャー施設が利用できるカードもあります。
●ポイント還元率が高い
ヤングゴールドカードなら通常のポイント還元に加え、高いボーナスポイントが加算されます。ポイントは電子マネーやギフトカード等に交換できます。買い物の機会が多いならヤングゴールドカードは強い味方となるでしょう。
ヤングゴールドカードにもデメリットが?
いいことずくめのヤングゴールドカードですが、気をつけたいポイントがあります。
●ゴールドカードに切り替えられてしまう
ヤングゴールドカードを利用中の人が30歳をすぎると、最初の更新の時にゴールドカードに自動的に切り替えとなります(審査あり)。もちろん望まない場合は一般のカードへの切り替えを希望できますが、うっかり手続きを忘れると高額なゴールドカード年会費が引き落とされてしまいます。
●付帯サービスが使いこなせない
海外旅行や高価なレストランで食事をする機会がない人は、ヤングゴールドカードの特典を使いこなせません。無料のラウンジや保険を使わないのに、一般のカードより高い年会費を支払うのはもったいないですよね。
●限度額が多い
ヤングゴールドカードの利用限度額は一般カードの10~30万よりも高く、50万円からに設定されていますので自分の収入よりも多くの買い物をしてしまう危険があります。使いすぎに気をつける必要があるでしょう。
●生意気だと思われる?
ゴールドカードの券面は金色が多く、派手で目につきます。同僚や友人と食事に行って支払いの時に「あっ、ゴールドカード持ってる」と気が付かれてしまい、「20代のくせに生意気だ」「お金遣いが荒らそう」と思われてしまうかも。
20代のうちにゴールドカードを所持していれば、ステップアップを経てプラチナカードの資格もゲットできるかもしれません。自分のライススタイルに合うなら、申し込んでおくのもひとつの手です。