春は出会いと別れの季節。美しい季節の挨拶とともに手紙で気持ちを伝えませんか?
3月は出会いと別れの季節。会社で今までお世話になった人が去ったり、会社から自分が去る立場という人などがいるでしょう。今ではほとんどがSNSやメールで挨拶を済ましてしまいます。そんなご時世だからこそ、あえて手紙で気持ちを伝えてみませんか?ただ気持ちを伝えるだけでなく、一言添えるだけで一目置かれる、美しい季節のあいさつ文をご紹介します。
時候のあいさつ文
手紙の冒頭の「時候の挨拶」は、天気や気候や季節の移り変わりや寒暖を表わす挨拶の言葉であるのと同時に、相手の健康を気づかう意味もあります。
「春分の候、ΟΟ様におかれましては益々ご壮健のこととお慶び申し上げます。」
「弥生のみぎり、ΟΟ様はいかがお過ごしでしょう。」
「春色のみぎり、ΟΟ様はおかわりなくお元気とのことで何よりに存じます。」
話し言葉よりもだいぶかしこまった文言になっていますね。お世話になった上司への手紙としてちょうどいいくらいなのではないでしょうか。「みぎり」というのは「~の頃」といった意味があります。
季節のあいさつ文
「木々の芽吹きに春を感じるこの頃ですが、○○様はいかがでしょうか。」
「寒さの中に春の気配を感じる頃となりました。」
「桜のつぼみも膨らんで春の訪れを告げていますが、…」
時候の挨拶文では、表現が少し柔らかくなり、より親しみやすい文章になりました。やはり桜や春といった、季節を連想させる単語を使うことが多いですね。
手紙の結語
「季節の変わり目なのでくれぐれもご自愛ください。」
「四月からの新生活、健康にだけは気をつけて頑張ってください。」
「ΟΟ様には、春陽のもと穏やかなる日々をお過ごしください。」
最後に書く一言は、相手の体調を気遣うことがほとんどです。文末に身体を気遣う一言を添えるだけで、一気にやさしい印象を与える手紙になりますね。
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いかがでしたか
最近では手紙を書くことがなくなり、ちゃんとした手紙のマナーなどを詳しく知らないまま出してしまうなんてことも。手紙はメールやSNSとは異なり、相手の手元にしっかり届き
残ります。相手にいい手紙をもらったな、と感じてもらえるような手紙にしましょうね。