定期預金とは何?ボーナスを預ける理由や定期預金の選び方について解説

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「ボーナスは定期預金に預けた方が良い」という声も耳にしますが、定期預金を利用することにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
定期預金の仕組みを知っておくことで、お得になることもありますが、預金を引き出せる時期が限定されているなど、さまざまな注意点もあります。
今回は定期預金の仕組みや、選び方について詳しく解説します。

定期預金の仕組みについて

そもそも定期預金とはどのようなものなのでしょうか?
定期預金の仕組みについてご紹介します。

そもそも定期預金とは?

定期預金とは、預け入れから一定期間は引き出せないと決まっている預金のことを指します。定期預金の預入期間は、銀行にもよっても異なりますが、最短で1ヶ月と決められていることが多いです。他にも3ヶ月、6ヶ月などの短期間から、1年~10年など長期間まで預け入れることが可能です。

定期預金をするメリット

定期預金は、「一定期間払い戻しができない」という条件のもと、普通預金よりも金利が高く設定されているため、預け入れておくだけでお金が増えることが大きなメリットといえるでしょう。
また、預金保険制度(ペイオフ)によって1,000万円までの定期預金とその利息分は保証されるため、預金先が倒産した場合でも大切な資金は保証されます。

ボーナスを定期預金に預けておきたい理由

最近ではボーナスを将来のために貯金に回る方も多いと思います。ボーナスの預け先として、元本割れの心配がなく、利息も普通預金より多い定期預金がおすすめです。

2020年9月現在、三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行といったメガバンクの貯蓄預金の金利はすべて0.001%と、金利率が低く設定されています。
また、株や投資信託に投資することもできますが、必ずお金が増えるわけではなく、損失を負い元本割れするリスクもあります。

一方、定期預金金利は、三菱東京UFJ、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行ともに1年で0.002%と、普通預金と一見差がないように思えますが、継続して預金することでお得に貯められます。また、定期なので手をつけにくくなるため、無駄使いも抑止でき、おすすめです。

定期預金の選び方とシミュレーション

定期預金を検討する時は、定期預金の選び方にも注意が必要です。
ここでは定期預金の選び方や、実際に定期預金でいくらお金が貯まるかシミュレーションして解説します。

金利の違いに注目

定期預金では金融機関によって金利が変わるため、どの金融機関の定期預金を利用するか、しっかりと考えて選ぶ必要があります。

例えば、オリックス銀行のeダイレクト定期預金の「スーパー定期」の2020年9月現在の金利は、1年定期で年0.12%、5年定期であれば0.28%の金利です。
他にも、ソニー銀行は1年0.010%~0.020%、楽天銀行は1年0.020%、住信SBIネット銀行は1年0.020%など、メガバンクよりも金利が高い金融機関はたくさんあります。
キャンペーンを行っているところも多いため、多くの金融機関を比べ、自分の条件に合ったところを選ぶようにしましょう。

また、定期預金にかかる金利が、「固定金利」であるか「変動金利」であるかの違いにも注目しましょう。金利変動の影響を受けるか否かで、もらえる利息額に大きな影響があります。それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、金利を選ぶことも大切です。

長期的に見るなら「利息」にも注目しよう

定期預金につく金利には、単利と複利の2種類があります。
単利とは、「預けたお金(元本)のみ」につく利息のことで、複利は「元本+利息」に対して新たに利息がつきます。複利の方が利息のつくお金の範囲が広く、長期的に見ると複利の方が利息は圧倒的に高くなる計算になります。
預入期間を長く設定する方は、なるべく複利を利用することをおすすめします。

定期預金でどれくらい貯まるの?

定期預金に預ければどれくらい利息が貯まるのかシミュレーションしてみましょう。

例えば、100万円をオリックス銀行のeダイレクト定期預金の「スーパー定期」に1年(金利0.12%)に預けた場合、年間で1,200円もの利息がつき、5年定期(金利0.28%)であれば合計で約14,000円もらえることになります。
定期預金であれば減る心配がなく、預けておくだけで毎年お金が貯まっていく上、貯蓄額が増えるほど利息は増えていきます。

続いて、定期預金の始め方と注意点をみていきましょう。

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C・M

ライター歴4年、フリーランスのWEBライター。 恋愛テクニックやノウハウ、さらにデートスポット、飲食店等の店舗紹介をします。

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