成功する家計簿のつけ方 注意点はこの3つだけ

貯金・家計

(3)上手に手抜きをする

現金で何かを購入した場合、レシートをもとに家計簿をつける必要がありますね。けれども、家計簿が続かない人の財布には、レシートが財布にたまりっぱなしになっていて、後から何の支出だか分からなくなってしまったり、逆にレシートをもらい忘れたりして、家計簿をつけられなくなることが頻繁に発生します。

こういった事態を避けるため、購入履歴が残るクレジットカードや電子マネーを積極的に活用しましょう。
家計簿アプリにクレジットカードや電子マネーを登録しておけば、アプリがカードの支出内容を読み取って、自動的に家計簿が作成できるという利点もあります。
手間をかけない方法なら家計簿も続けやすいもの。上手に手抜きをして、時間も有効に使いましょう。

クレジットカードや電子マネーに対する否定的な意見として「お金を使った感覚がないから、使い過ぎそうで怖い」というものがありますが、こういう人ほど、自身の支出を把握できていない傾向にあります。政府もクレジットカード等の利用を促進していることからも分かりますが、今後、キャッシュレス化はさらに加速すると考えられます。
支払いは取引履歴が残るクレジットカードや電子マネーを基本とし、家計簿を続けられるという観点からも、極力現金を使う習慣を減らしていきましょう。

家計簿をつけて無駄をなくそう

家計簿をつけることで、無駄な支出を確実に減らすことができます。多くの方がその効力を理解しているものの、家計簿をつけることが面倒という理由でなかなか取り組むことができていないのが現状です。
今回紹介したポイントを意識することで、家計簿をつけることへの精神的負担を減らせますので、まずは継続して家計簿をつけることができる「仕組み作り」から取り組んでみましょう。

執筆者:ファイナンシャルプランナー(CFP)小野みゆき

小野 みゆき

中高年女性のお金のホームドクター 社会保険労務士・CFP・1級DCプランナー・年金マスター・1級ファイナンシャル・プランニング技能士 企業で労務、健康・厚生...

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