マネー初心者でもわかる!地方債ってなに?
公社債
公的機関が発行する債券を「公共債」といいます。そのうち国が発行するのが「国債」、政府関係機関が発行するのが「政府関係機関債」、都道府県や市町村が発行するのが「地方債」です。今回は「地方債」を解説します。
地方債の特徴と種類
債券とは、借りた機関が発行する「借用証書」です。額面(借りた金額)・利率(利息)・償還期限(満期)が記載されていて、満期まで持っていれば、借りた金額が返済されます。
その中でも地方債は、(東京)都債や○○県債、○○市債など自治体が発行するため、自分が貸したお金がどの地域の、どのような公共事業のために使用されるかがわかります。また、貸す相手が自治体なので国債に次いで安心感もあります。
地方債には「共同債」「個別債」「住民参加型地方債」の3種類があります。
共同債
複数の地方自治体が共同でひとつの債券として発行するものです。
個別債
一般的な地方債ということができ、各自治体が個別に発行しているものです。
住民参加型地方債
集まったお金を何に使うかを明確にして募集するものです。
続いて、地方債のリスクと注意点を解説します。