初めての地方債投資! 地方債の始め方

公社債

都道府県や市町村が発行する債券が「地方債」です。
今回はマネー初心者でも地方債を購入できるよう、地方債の始め方を説明します。

口座を作ろう!

地方債は購入できる金融機関が、発行自治体によって異なっています。数は10社程度と多くないので、必ず事前に自治体のホームページで、どこの銀行や証券会社で購入できるのか調べます。特に銀行の場合は、発行自治体の地元銀行に限られているので、遠方に住んでいる人は証券会社での購入となります。
それぞれ必要な書類は以下です。

●銀行で開設する場合
窓口へ行って開設するなら、本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)、印鑑(シャチハタ印以外)、現金(1000円程度)を持参します。現金は自分の預金となるので、すぐに引き出すこともできます。
ネットバンク口座の場合も基本的には同じですが、事前に銀行ホームページや電話で、口座開設資料を取り寄せておきます。

●証券会社で開設する場合
証券会社で口座開設する場合の必要書類も銀行と同じですが、加えてマイナンバーがわかるもの(通知カードまたはマイナンバーカード)が必要です。
現在地方債は、インターネット証券では購入できません。

売買注文の出し方

地方債の売買手順は次の通りです。

●購入するとき
地方債は、定期的に発行する自治体と、不定期に発行する自治体があります。規模の大きな自治体は定期的に発行されますが、小さな自治体は年に一度あるかないかというところもあります。興味のある自治体があるなら、自治体のホームページをこまめにチェックしておかなければなりません。
自治体をまだ決めていないなら、直近に発行される全国の地方債の情報は「一般財団法人地方債協会」のホームページで確認できます。
募集期間や発行数、金利、取扱金融機関などが掲載されているので、募集期間内に取扱金融機関で購入手続きをします。手数料は金融機関によって変わるので、必ず事前に確認しておきましょう。

●売りたいとき
債券は満期が来れば、額面を返還してもらえますが、満期を待たずに換金したいときは、購入した金融機関で中途解約の手続きをします。その場合、解約時点での市場価格となるので、元本を下回ってしまうこともあります。
市場価格から手数料を引かれた額が自分の口座へ入金されます。

まとめ

国債に比べると知名度も低く、売買方法も一般には広く知られていませんが、一般の会社が発行する社債と比べると安心度は高くなります。国債よりも金利が高いものも多く魅力的といえます。
住所地や出身地、応援したい自治体などのホームページから、地方債の発行目的や発行時期、金利などを調べてみてはいかがでしょうか。

小野 みゆき

中高年女性のお金のホームドクター 社会保険労務士・CFP・1級DCプランナー・年金マスター 企業で労務、健康・厚生年金保険手続き業務を経験した後、司法書士事...

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