お金が貯まらない!!私が浪費癖を直すために取り組んだ改善方法

袋分け家計管理で、残高を分かりやすくした
今までは、財布の中のお金がなくなれば好きなだけ口座から引き出していたため、自分がどのくらいお金を使っているのか把握できていませんでした。そこで私は、毎月の固定費と生活費の予算を設定し、給料が振り込まれたら決めた予算分のお金を引き出し袋に入れてやりくりしたのです。
ズボラな私は毎日コツコツ何かをするのが苦手で、家計簿は不向き。しかし袋分け管理は一目で残高を確認できるうえに、管理も簡単なので長く続けられました。あえて固定費と生活費の2つだけに仕分けしたのは、生活費を細分化すると管理しにくくなると考えたためです。
使えるお金がいくら残っているかが確認しやすいと、「残高が少ないから買おうと思っていたものを諦めよう」「今月は使いすぎているから月末まで節約しよう」などと、自分を律することができますよね。さらに余った生活費を貯金すれば、少しずつでも貯蓄できます。
キャッシュレス決算を利用したら、現金を別の場所に保管
キャッシュレス決算は便利ですが、手元の現金が減らないのでお金の管理がしにくくなります。お金の動きを把握するために、基本的には現金で買いものをし、必要に迫られたときは、電子マネーやデビットカードを利用。
デビットカードを使ったときに注意したのが、必ず使った分のお金を生活費から出し、口座や別の封筒に入れて保管することです。このひと手間を忘れると、自分で決めた1カ月分の生活費以上のお金を使ってしまう危険性があります。
浪費癖は改善できる!マインドや行動を変えて貯蓄マスターに
浪費癖が酷くなれば、信用を失ったり借金を背負ってしまったり、さまざまな面で支障をきたすことも。習慣化した癖や考え方は、1日ですぐに直るものではありませんが、少しずつでも直そうと努力することが大切です。お金がないことでやりたいことを諦めないためにも、今回紹介した浪費癖改善方法を参考にしてみてくださいね。
文:森えり
監修者:ファイナンシャルプランナー歴5年 北野小百合