【新しい生活様式】お金の使い方にも変化が現れはじめた!
「新しい生活様式」というワードも馴染んできて、もはや何が新しくて何が古いのかわからなくなっているという人も多いことかと思います。今回は、新しい生活様式と呼ばれる毎日の過ごし方になってから現れた、お金の使い方の変化を私の体験談ベースで紹介。みなさんも、お金の使い方になにか変化は現れましたか?
今まで以上に「節約」を意識するようになった
筆者は、大人2人子ども2人の4人家族。今までは夫の収入をメインに生活していたものの、業種的にコロナの大打撃を受け、夫の収入は激減しました。そこへ来て、筆者の仕事も完全テレワークへと移行。今まであった収入が減り、今までなかった出費が増えたことで、まず意識したのが「節約」でした。
一人暮らしの人の中にも、節約を意識して自炊を増やしたという人は多いのではないでしょうか?一人暮らしなのかそうでないのかに関わらず、コロナ禍は人々に今まで以上の「節約意識」をもたらしたように感じます。
コロナの影響を受けて収入が減少
最初にお伝えしたように、我が家はコロナによる経済的ダメージをくらった家庭のひとつ。コロナの影響が出る前と後では、額面的にひと月10万円ほどダウンとなりました。もともと収入が多い家庭にとってはさほど大きな額ではないかもしれませんが、一般庶民中の一般庶民な我が家にとって、10万円というのはとても大きな額。いつまで続くかわからない今の状況に立ち向かうためには、まず「節約」に重きをおくことだと奮起しました。
自粛期間中は食費が一気にアップ
緊急事態宣言が政府より発出されたあと、学校は休校。保育園も、医療従事者などどうしても保育園を利用しなければいけない人以外は登園を自粛するよう依頼があったため、我が家の子どもたちは一日中家にいることとなりました。
そこでまずグンと一気にアップしたのが、食費です。3食すべて家で食べるようになったという人も、買い込む食材の量に変化が現れたのではないでしょうか。我が家は子どもがいるため、普段給食費にお金を払っているとは言え、自宅にいる上に外出もできないとなると、おやつを食べる機会も増えてしまいます。
また、夫も仕事が休みになる日が多かったため、家族4人分の朝・昼・晩ごはん分の食材が必要になり、1週間のまとめ買いをする際もカゴ1つでは足りない状態でした。
手作りおやつなどコストを抑えてお腹が膨らむ方法を考えた
食費を節約するためにまず目をつけたのが、子どもたちのおやつ。大人は間食しなくても3食のごはんで栄養を摂取できますが、子どもたちはごはんで補いきれない分の栄養をおやつから摂取する必要があります。
市販のおやつをたくさん買うとコストが膨らむので、筆者は手作りおやつをたくさん作ってストックし、子どもたちが食べられるようにしようと考えました。とは言え、同じような考えの家庭が多く、手作りおやつに欠かせないホットケーキミックスなども売り切れが続出する事態に…。
こんな状況で大活躍してくれたのが、じゃがいもなどのイモ類でした。いももちにしたりポテトチップスにしたりすれば、子どもたちは大喜び!比較的安く手に入る野菜であるため、食費節約の面でも大きな仕事を果たしてくれました。
節約する反面、除菌グッズは大量に買い込み
外出する機会が減ったのを逆手に取り、「出費ゼロの日」を作っていた我が家。夫にも節約の意識が生まれ、出費ゼロの日が数日続くことも珍しくなくなっていきました。一方、節約を意識しながらも惜しみなく買おうと夫婦で話し合っていたのが、他でもない“除菌グッズ”です。
ドラッグストアで見かけるたびに除菌グッズを購入
トイレットペーパー騒動が起きたときのように、必要もないのに買い込むわけではありませんが、ドラッグストアで除菌グッズを見かけたときは必ず買うようにしていました。スーパーで買ってきたものなども全て除菌のウェットティッシュで拭くようにしていたため、「見かけたら買う」という決まりを作った我が家。
今まで除菌グッズをストックすることなんてなかったのですが、新型コロナウイルスが流行りだしてからは、除菌アイテムが途切れないように注意していました。
除菌グッズに関しては「もったいない」をなしに
“転売ヤー”によって売られているような法外な値段のものには手を出しませんが、ドラッグストアなどにある除菌グッズはもったいないと思わず買うようにしていました。得体の知れないウイルスであるため、まずはかからないための予防に専念。除菌グッズをケチるのはやめようという結論に至ったのです。
玄関のドアノブを拭くためのウェットティッシュや、家にウイルスを持ち込まないよう衣類用の除菌スプレーを用意するなど、とにかく除菌系のアイテムをたくさん買いました。ドラッグストアで除菌アイテムを探すようになったり、コロナ前より少し高いけど買うようになってしまったのは、“新しい生活様式”という言葉が生まれた影響だと思います。