【体験談】メーカー営業職から大学秘書へ!給与も公開転職ストーリー
収入面の条件が良い企業を見極めるポイント2つ
個人の見解となりますが、収入面で高条件企業を選ぶポイントをまとめました。私の当時の給与状況もふまえて紹介します。
1.大手企業である
大手企業は労働組合の組織がしっかりとしていて、福利厚生が手厚い傾向があります。
2.医薬品事業部など食品以外の事業部がある
私の経験談になりますが、医薬品も扱う企業だと基本給や手当をMRの給与体系と揃えているケースが多く、収入が高い傾向があります。転職サービスdodaの調査によるとMRの平均年収は658万円です。
私は医薬品メーカーの食品営業部門に所属していたので、例えばボーナスは年間で8~10カ月分支給されるなど、医薬品業界のベースが適応され、20代中盤の頃の年収は500万円ほどでした。
同年齢の同業他社の給与と比較すると、年収のメリットが大きかったように感じます。中途採用では前職のキャリアが考慮され、キャリアに応じた基本給が設定されていました。
参考:転職サイトdoda
【転職へ】転勤族×転勤族の結婚で見直した人生設計
私は比較的安定した収入を得ながらメーカーの営業として働いていましたが、7年間ほど勤務して転職を決意しました。
<私の転職理由:年収重視から家庭重視へ>
1番の要因は、結婚によるライフプランの大きな変化でした。他社に勤める同じく転勤族のパートナーと生活するうえで、転勤のある働き方がネックになってしまったためです。
泊まりがけの出張が多い、早朝の出勤が多い中で妊娠、出産、子育てができるかについても不安を感じました。結婚後も営業職を続けるという選択肢を選ぶ女性も多くいますが、私は転職を決意しました。
<検討した職種:秘書>
パートナーが国内どこに転勤になっても働ける方法を考え、事務職を視野に入れました。そこで以前から興味があった大学の研究室秘書を目指すことにしました。
<転職のために準備したこと>
具体的な目標が決まり、次にしたのが資格の勉強です。短期間で転職をしたかったため、取得しやすい資格に絞り、秘書検定とファイナンシャルプランナーの資格を取得しました。また、TOEICも受験しなおしました。
<転職>
ご縁があり大学の研究室秘書として勤務することになりました。ただし雇用形態は正社員ではなく、給与も減少。それでもプライベート時間の確保ができるようになり、とても満足でした。その後パートナーの転勤で離職しましたが、子育てが落ち着いたら正社員として事務職で転職活動をすることを目標としています。
まとめ
メーカー営業職は自分の責任で仕事をこなすことができ、売上で結果が分かりやすいため、やりがいを感じやすい職種です。一方、得意先に合わせて仕事をするためプライベートが犠牲になることもあります。女性はライフステージに合わせて転職を考えるタイミングが多くありますが、より高い給与、家庭との両立、やりがいなどの希望を叶え、人生のそれぞれのステージで最良の選択をしたいものですね。