唇を保湿したい!唇ケアの方法を徹底解説
冬はとにかく乾燥が気になる季節。唇がすぐに乾燥し、カサカサして困る……なんて悩んでいる人は多いでしょう。
体の部位の中でも唇は乾燥しやすく、デリケートなところです。唇を健康に保つために、しっかり保湿ケアすることを心がけたいですね。
そこで今回は、唇の保湿ケアの方法について、詳しく解説します。
唇は保湿が重要
唇はあらゆる体のパーツの中でも、比較的乾燥しやすく傷つきやすい場所といわれています。まずは唇を保湿ケアする重要性から整理していきましょう。
唇は乾燥しやすい?
唇は、以下のようなトラブルを起こしやすいパーツです。
・乾燥によってぺりぺりと皮がむける
・切れて血が出る
・端のあたりがかゆくなる
肌ケアばかりを重視しがちですが、唇はなんと肌よりもデリケートで傷みやすい部分なのです。
唇はエイジングサインが出やすい
唇は、老化による変化(エイジングサイン)が出やすいパーツでもあります。
年齢を重ねると、いつの間にか縦ジワが目立つようになった、乾燥によってひび割れている……そんな変化が出やすくなります。
唇は、性質的には肌というより粘膜に近いイメージです。皮脂や産毛などのバリアもないため、外から受けたダメージがそのまま反映されてしまいます。
唇が乾燥する原因とは
では、唇が乾燥してカサつくのには、どんな理由があるのでしょうか。原因を一つ一つ整理していきましょう。
唇を舐める・噛む癖がある
唇を舐める、噛むなどの癖があると、乾燥の原因になります。水分が蒸発し、乾燥しやすい状況を作ってしまうのです。
カサカサになった唇をケアしようとして唇を舐めてしまう人は多いかもしれません。しかし残念ながらその行為は逆効果です。
唇をこすったり触ったりする
唇は、先ほども触れたようにデリケートな部位なので、刺激に弱いのが特徴的です。
こする、触るなどの行為が目立つと、それが乾燥の原因になることもしばしばあります。肌と違ってバリアとなるものがないため、ダメージをそのまま受けてしまうのです。特に唇をこする癖がある人は要注意。口角にまで影響が及び、実年齢より老けて見られるようになる可能性があります。
合わないリップをつける
人によって、合うリップ・合わないリップがあります。
合わないリップを継続してつけていると、唇は荒れやすくなり、結果として乾燥してカサカサになってしまいます。これは自分の体質にリップの成分が適していないのが原因です。
体の不調で乾燥が悪化する
胃もたれや便秘など、内臓の不調が唇にも表れることは多いです。これは唇と胃腸がつながっているためです。
体調不良に悩まされているうちは、唇も乾燥しやすくなります。リップを塗ってケアしているのにすぐ唇が乾燥してしまう……というときは、内臓の調子が悪いことが多いです。
また、生理のときも唇は乾燥しやすいです。こちらは体温の上昇が原因といわれています。
唇のケアの方法は?
デリケートで乾燥しやすい唇。どのような方法で、どんな点に注意して保湿ケアをしていけば良いのでしょうか。
冬は特に乾燥しやすい季節なので、唇のケア方法はしっかり心得ておきたいところです。そこで、最後に、唇を保湿するのにおすすめのケア方法をご紹介します。
口紅はしっかりオフしよう
口紅を落とし忘れてそのまま寝る、上塗りした状態で何時間もそのままにしてしまう……こういった行動は、唇が乾燥する原因になる場合があります。
口紅はしっかりコットンなどを使ってオフしましょう。このとき、ポイントメイクリムーバーも用意してください。落とす際は、コットンで優しくなでるようにオフするのがポイントです。強くゴシゴシこすってしまうと、それも唇へのダメージにつながります。口角や縦ジワに埋まっているリップも、きちんと拭き取りましょう。
ラップパックをしょう
唇を保湿するときは、単純にリップクリームを塗るだけで終わらせないのがポイントです。時間があるときは、サランラップを使って簡単なパックを実践してみましょう。
まず、唇に蒸しタオルを乗せます。次にリップバームなどのケアアイテムを唇に塗り、そのあとはしばらくラップで唇を押さえてください。このように保湿された状態で唇を密閉すれば、奥まで唇の乾燥を和らげることができます。
唇をふやかすイメージで、ラップパックで保湿しましょう。奥まで浸透する状態をパックによって何度か作っていけば、徐々に唇が乾燥しづらい状態になっていきます。
リップバームで保湿をしよう
リップバームを使った定期的なケアは、とにかく大事です。リップクリームは一時的なケアアイテムとして携帯しておき、本格的な保湿ケアにはリップバームを使いましょう。
リップバームは唇にしっかり密着してくれて、しかもデリケートな唇にバリアを張ってくれます。密着性が高いということは、乾燥しづらい状態を長くキープしてくれるということ。乾燥しやすい冬にはぴったりのアイテムなので、定期的に保湿することが大切です。
また、リップバームを塗るときは基本的に唇の端まで塗るのがポイントです。徹底的に保湿するイメージでしっかり塗っておくと、乾燥によるダメージを防ぐことができます。唇の端が切れてしまう人は、ぜひこのケア方法を実践してみてください。
まとめ
唇は乾燥しやすく、そのダメージがシワや出血につながります。同時にエイジングサインも出やすいデリケートなところなので、こまめに保湿するよう心がけてください。
なぜ唇は乾燥してしまうのか、原因についてもしっかり理解を深めておきましょう。特にリップや口紅を使っていて合わないと感じることが多い人は、コスメの成分に注意してください。
正しいケア方法を意識して保湿し、デリケートな唇を自分自身でしっかり守っていきましょう。