貯金が貯まらない人に共通する4つのNG習慣

貯金・家計

どうして、私は贅沢していないのに貯金ができないだろう?と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
実は貯金が上手にできない人とできる人では日々の習慣が大きく影響しているのです。
そこで、今回は、貯金ができない人に共通する4つのNG習慣と対処法を見てみましょう。

貯金が貯まらない人に共通する習慣1:時間にいつも遅れ気味

友達と待ち合わせしても、ついつい遅れ気味の人はお金を貯めるのが苦手なようです。
待ち合わせ場所にいつも遅刻してしまうということは、到着する時間を逆算してバスや電車の時刻や、交通状況を考慮して間に合うようにいくということができないということです。

これはお金を貯めるという行動に置き換えると、目標額や時期を決めて計画的お金を貯めるのが苦手ということにつながります。お金を貯めるには逆算ができるかどうかがカギとなります。時間感覚はお金を貯めるには結構重要な要素を占めているのです。

そこで、そんな人は自動的にお金を貯めてくれるような仕組み・制度、金融商品を活用すると良いでしょう。例えば、財形貯蓄制度、積立定期預金、保険商品などがあります。

貯金が貯まらない人に共通する習慣2:「お得」という言葉にすぐ飛びつく

「1着なら1万円、2着買うと1万5千円!」
こんな言葉に弱い人はお金があまり貯まりません。なぜなら、1着を買いに行ったはずなのにお得だからと喜び、2着買うということはお金を多く出すということになります。

得をしたかと思いきや、得をしたのは多く売上の上がったお店側ということになります。
さらに、出費が多くなれば、その分お金を貯めるほうに回せないということに結びつきます。

また、まとめ買いも要注意です。思いのほか使わず残ったものを捨てるなんて経験ありませんか? 着ないものや捨てるものがいくらだったかを考えると思いのほか損だったと気づきます。財布から出るお金が少ないほうがお得という概念に切り替えてみましょう。

貯金が貯まらない人に共通する習慣3:自分へのご褒美が大好き

一生懸命頑張ることはいいことです。もちろん時には自分へのご褒美も必要だとは思います。しかし、この自分へのご褒美が何かを買う時の言い訳になっていたりしませんか?
自分へのご褒美の回数が増すと単なる無駄遣いや贅沢になってしまいます。

そこで、自分へのご褒美をするなら、最初からここまでやったらとかのゴールを決めることで、むやみやたらな自分へのご褒美を減らすことができます。
また、自分へのご褒美は1年間に何回とかいくらまでとか上限を決めることで出費額を抑えることも出来ます。どうしても、上限を越てしまったら、越えた分と同額を貯金箱にいれるなどの自分へのペナルティを課しましょう。

貯金が貯まらない人に共通する習慣4:ついつい後回しにする

まだ大丈夫、あとでいいやなど後回しにする癖ありませんか?
夏休みの宿題も後回しにすると、後で苦労して早くやっておけば良かったと反省した経験あるのではないでしょうか?

お金を貯めるに関しては後回しにすると取り返しがつかないほど大変な苦労が待っているのです。
そんな人は「先取り貯金」をしましょう。先取り貯金とは、余ったら貯金ではなく、先に貯金をとりわけておくことです。給料天引きの「社内預金」や「財形貯蓄」、お金が貯まる「生命保険」、「自動積立定期預金」などの利用がお勧めです。意外と貯蓄後に残ったお金だけでも十分生活できます。

まとめ

お金のことは生活における自分の癖や習慣と連動しています。苦手なことひとりで克服するのはなかなか難しいと思います。そこで、一人ではなく友人や家族とお金を楽しく貯める方法を考えたり、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーに相談したりしてみてはいかがでしょうか。

廣木 智代

ファイナンシャルプランナー(CFP) 結婚後、家業のスナックで手伝いをしていたが母の引退と共に廃業。家計の苦しさを埋めるための我が家の保険の見直しをきっかけ...

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