オトクなフリマサービス、どんな時に利用するのが良い?

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近年利用者が増加しているフリマサービス。フリーマーケットのように個人間での商品の売り買いを、スマホでカンタンにできる今人気のサービスです。
今回はフリマサービスをどのような人たちがどのように利用しているのか、フリマサービスの使われ方の特徴を解説したうえで、どのようなときに利用するのがよいのか、おすすめの利用方法についてご紹介します。

フリマサービスのメインユーザーは若年層!少額の商品が売れている

マーケティングリサーチ大手「株式会社インテージ」が公開している調査結果によるとフリマサービスのメインユーザーは男性10代、女性10~30代。フリマサービスはアプリでの利用が大半であるため、スマホ操作に慣れた若年層によく利用されているようです。さらにフリマサービス利用者の約9割は、同じインターネット取引であるEC(E-Commerce/インターネット通販、以降EC)・オークションサイトを併用しているという特徴があります。

フリマサービス利用者は、EC・オークションサイトとどのように使い分けているのでしょうか?
ECでよく購入されているものは「書籍・CD・DVD」「パソコンや周辺機器」、オークションサイトでは「カー用品・バイク用品」となっています。一方フリマサービスでは、「ファッションアイテム」「コスメ」「ベビー・キッズ・マタニティ関連」の商品が多く購入されています。

さらにフリマサービスの1回あたりの購入金額は、1万円未満の割合が8割以上。購入金額1万円未満の割合が約6~7割のEC・オークションと比較すると、少額の商品が売れていることがわかります。
電子機器などの品質が保証されている商品や正規品を業者から購入したいというニーズがあるECサイト、カー用品・バイク用品などの高額商品がよく取引されているオークションサイトに対して、フリマサービスでは「不用品をお得に売買する」という意味合いが強いため、このような特徴が出ていると考えられます。体の成長などによって着られなくなった服や、ライフスタイルの変化で使う機会がなくなったアイテムがフリマサービスでは取引されているようです。
参考:株式会社インテージ プレスリリース「データに見る、フリマサービスの使われ方」

フリマサービスのおすすめ利用方法〜商品を買うとき〜

セット売りの商品を少量購入したいとき

不用品が出品されていることが多いフリマサービスでは、通常セット売りされている商品がバラ売りされていることもあります。たとえば美容パックやカイロ、複数個セット売りのコスメなどです。「旅行用に5枚だけほしい」「3個入りの商品だけど1個だけほしい」というような場合にフリマサービスで購入すると、欲しい量だけ安く購入することができます。

ご当地限定ものや日本未上陸などの手に入りにくい商品、コスメ試供品などの非売品が格安で売られていることもあるので、掘り出し品を探してみましょう。

一部のパーツや部品だけほしいとき

テレビのリモコンやお財布のチャームなど、壊れたりなくしてしまったパーツや部品だけを購入したい、ということはありませんか?そのようなときにもフリマサービスは重宝します。

フリマサービスでは、普通のお店では本体ごと購入しなければ手に入らないようなパーツや部品が、単体で売られていることもあります。本体はまだまだ使えるけど、パーツが壊れてしまって使えないようなものがある場合は、新しい商品を買い直す前にフリマサービスで探してみましょう。

フリマサービスはハンドメイド商品も充実

フリマサービスはハンドメイド商品の購入も可能。お店やサイトを立ち上げることなく手軽に出品することができるため、いろいろな人が作ったアクセサリーや小物などが数多く売られています。お店では買うことのできないオリジナリティの高い商品を、お得に手に入れることができますよ。

中にはデザインや素材を選んでオーダーできるものや、商品に名入れしてくれるものもあるので、世界に一つだけの商品を購入したいといった際にはおすすめです。

NEXT:「フリマサービスのおすすめ利用方法〜商品を売るとき〜」

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Yacco

金融系フリーライター 大学卒業後、銀行の財務・企画やコンサルティング会社で金融機関向けサービスに従事。企業に対する金融業務にたずさわる一方、日々の生活に役立...

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