夏のレジャー費大幅節約 裏ワザ3選

貯金・家計

「あんなこといいな、できたらいいな♪」と歌いたくなるくらいおでかけを楽しむにはいい季節になってきました。しかし、いろんなことを楽しむにはお金がかかるものです。
今回は、お財布の心配をせず夏のレジャー費を大幅に節約できる裏技を紹介します。

夏のレジャー費大幅節約裏技(1) 工場見学は無料!

PRを兼ねて無料で工場見学を実施している企業があります。製造工程などを学ぶこともでき、お土産や試食があることもあるのでとてもお得なレジャーです。

例えば、森永乳業東京多摩工場では、以下のような無料見学ツアーがあります。
工場について説明 ⇒ 牛乳・乳製品ができるまでの工程VTR視聴 ⇒ 東京多摩工場の見学 ⇒ オプションを申し込めばチーズ作り(これも無料)

企業の営業日に合わせて平日のみ開催であることや、人数が何人以上と条件があることもありますが無料なのでかなり人気です。特に夏休みなど長期休み期間の見学は数か月前から予約がいっぱいになることもあるので早めにチェックしてみましょう。

その他、都内から行きやすい工場見学では、花王ミュージアム(墨田区)、サントリー武蔵野ブルワリー(府中市)などもあります。

夏のレジャー費大幅節約裏技(2) JRきっぷ割引をとことん活用

JRでは様々な割引を設定しているので行先や旅の目的にあえばレジャー費を大幅に節約することができます。

●レール&レンタカー
JR線と駅レンタカーを連続した行程で利用し、JR線を片道・往復・連続のいずれかで201km以上利用する場合、きっぷと駅レンタカー券を同時に買うと適用できる割引料金です。
なお、特急料金・グリーン料金、個室、寝台車など割引にならない料金もありますので事前にご確認ください。

●JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ
JR東海の在来線全線と隣接する16の私鉄の普通・快速列車普通車自由席が2日間乗り降り自由の乗り放題切符です。おとな8480円、こども3990円。土、日、祝日の連続する2日間という設定です。
http://railway.jr-central.co.jp/tickets/noritetsu-tabikippu/area/index.html
(JR東海HPより)

熱海で温泉に入り、浜松で鰻を食べ、松坂牛を食べて琵琶湖に行き、ひこにゃんグッズを購入など、この地図を見ながら旅行の計画を立てるだけで楽しめそうです。
他の地区でも様々な割引きっぷが発売されているので、自分の旅先に合わせて調べてみるとよいでしょう。

夏のレジャー費大幅節約裏技(3) 官公庁系の見学ツアー

普段の生活では詳しく知る機会が少ない官公庁系も無料で見学解放しているところがあります。

●警視庁本部(霞が関)
平成30年5月28日〜平成31年3月頃までの間、改修のため警察参考室の見学は中止され、ふれあいひろば警視庁教室(映像視聴)、通信指令センターの2カ所のみ見学になっています。中止されている参考室には大久保利通が暗殺に使われた本物の刀など見ごたえのある1000点の展示がありました。

●国会議事堂(永田町)
参議院本会議場など案内してもらえます。案内出発前のみ買える限定の歴代総理大臣の名入り湯呑みなどお土産も人気です。

●皇居(丸の内)
案内してもらい皇居内を散策できます。

●国立印刷局(東京・小田原・静岡・彦根)
お札の製造過程や偽造防止技術などを学ぶことができます。

まとめ

レジャーというとお金がかかると思いがちですが、探せば無料の施設やお得な割引料金設定のあるきっぷも沢山あります。
筆者は札幌在住ですが、東京旅行の際は、お得に行ける施設で「学び」も取り入れています。夏のレジャー費を裏技で大幅節約、楽しみながら探してみてください。

稲村 優貴子

ファイナンシャルプランナー(CFP?)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ 大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポ...

プロフィール

関連記事一覧