髪の毛は自己修復しない!キレイなヘアをキープするお手入れ方法とは
キレイなヘアは周囲の目を引くポイントです。しかし、忙しい毎日を送っていると、ヘアケアまでなかなか手が回らないこともありますよね。また、ヘアケア方法の正解が分からない!という人もいるようです。今回はご紹介するのは、美髪のためのヘアケア方法。毎日のお手入れを習慣化して、キレイな髪の毛を手に入れましょう。
知っておきたい!髪の毛は自己修復しない
肌についた傷は時間が経てば治りますが、髪の毛は生きていない状態の細胞=死滅細胞であり、一度傷つくとそのまま治ることはありません。髪の毛が生えてきた状態を100とすると、そこから日々の生活で知らず知らずのうちにマイナスを積み重ねていき、毛先の部分はこれまで受けた髪ダメージが蓄積されている状態になります。
毎日のケアでマイナスを予防&補修することはできますが、一度ダメージを受けた髪の毛をもともとの100の状態に戻すことはできないのです。そのため、ヘアケアで最重要課題となるのは、ダメージを最小限にするための予防ということになります。
毎日のヘアケア習慣から見直しを!
毎日のシャンプーの積み重ねで髪の毛が傷んでいる?
毎日当然のようにしているシャンプーですが、実は、シャンプーをするたびに髪の毛が傷んでいます。美髪の条件は、頭皮にある程度油脂のある状態。シャンプーは油脂を取り去るのが目的であるため、髪の毛に良いものというわけではないのです。
しかし、古い皮脂やワックスなどのスタイリング剤は落とす必要があります。そのため、選ぶべきは洗浄力の強すぎないシャンプー。弱酸性で頭皮にも優しいアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
髪の毛が一番傷みやすいタイミング=濡れているとき
髪の毛が最も傷みやすい状態は、髪の毛が濡れているとき。摩擦などの刺激でより傷みやすくなっています。ドライヤーの熱が髪の毛に悪いというイメージで自然乾燥させている人もいますが、それはNGです!
濡れた状態を長く放置するということは、傷みやすい状態が長く続くということ。シャンプーのあとは一刻も早く乾かすことが大切です。ある程度乾かしたらドライヤーを近づけすぎず、熱ダメージを抑えるようにしてください。
毎日のヘアアイロン、注意したいのは
ヘアスタイルをおしゃれに決めるヘアアイロン。毎日のスタイリングにヘアアイロンを使用している人も少なくないでしょう。ヘアアイロンを使う際のポイントは、温度と時間。髪の毛のことを考えると、130℃以下の温度がベストです。
しかし、ヘアアイロンを髪の毛にあてる際に発熱部分の熱が奪われるため、温度が下がると言われています。低い温度でスタイリングしようとすると、カールがつきにくく時間がかかったり何度も熱を与えたりと、結果的にダメージが高くなることもあるでしょう。
髪の毛のダメージ具合よっても変わりますが、ヘアアイロンの温度は150℃~180℃の間で調節するのがおすすめです。
美髪へ導くヘアケア剤、正しく使えている?
トリートメントはつけ方も重要!正しいつけ方は?
トリートメントは髪の毛の傷み予防と補修をしてくれるヘアケアの要です。傷みが気になるなら補修タイプ、指通りが気になるなら保湿タイプなど、気になるポイントに合わせてチョイスするといいでしょう。
そして、意外に重要なのが、トリートメントのつけ方。
1.シャンプー後の水気をしっかりととる
2.毛先から根元に向かってなじませる
3.目の粗いくしでとかして均一にする
4.髪の毛を優しく握るようにして浸透させる
5.指定時間放置してから流す
上記の手順が理想的な流れです。
植物成分100%のオイルは避けて
乾かしたあとのケアとして、髪の毛に潤いを与えるヘアオイルを使用している人もいるでしょう。ヘアオイル選びの注意点は、ホホバオイルやオリーブオイル、アルガンオイルといった植物成分100%のものは使用しないということ。
もちろん、髪にいい成分ということには間違いないのですが、問題は成分の濃さにあり、使い方によってはべたつきやキシみを感じる原因になってしまいます。シリコンに植物オイルを配合した、ヘア専用のものを選びましょう。
正しいヘアケアを毎日の習慣に!
キレイなヘアをキープするために大切となるのは、毎日のケアとダメージの予防。髪のために行ってきた毎日のケアが間違っていると、知らず知らずのうちにダメージを蓄積する原因にもなりかねません。まずはこれまでのヘアケア習慣を見直し&正しいヘアケアを実践して、美髪を手に入れてくださいね。
参考:CREATE ION® 、La Sente