貯蓄上手になる銀行口座の賢い使い分けテクニック

貯金・家計

あなたは銀行口座を使い分けていますか? ひとつしか使っていない(持っていない)という方もいらっしゃるでしょう。複数の銀行口座を使い分けることは、管理をする手間がかかるので、面倒なことかもしれません。しかし、お金が貯められている人は、複数の銀行口座を賢く使い分けていて、とても貯蓄上手です。今回は、そんな銀行口座の賢い使い分けテクニックについて紹介します。

■口座がひとつだと…貯めるべきお金も使ってしまうかも!?

給料が振り込まれる口座のみで、お金を管理している人は多いのではないでしょうか。しかし、仮に「月々の生活費、交際費、趣味など制限なくお金を使ったあと、残ったお金で貯金をしよう」と考えていたとしたら、計画的にお金を貯められていないのではないかと思います。なぜなら、このようなお金の使い方をする人は、日々の生活にどれだけお金が必要かをしっかり把握していることはまずないからです。結果、給料日前になればいつもお金がギリギリということになってしまうのです。

■3つの口座を使い分けて「夢の準備金」を楽しく貯める

貯蓄したいけどなかなかできないと悩む方は案外多いものです。特に20~30代は、いろんなことにチャレンジしたい年代ということもあり、闇雲に貯蓄ばかりする窮屈な生活は続きません。
だからといって、意識しないとなかなか貯蓄ができないのも事実ですよね。
そこでおすすめなのが、「貯蓄=使えないお金」と考えるのではなく、「貯蓄=夢の準備金」と発想を切り替えること。貯蓄もきっと楽しい支出になります。

発想を切り替えたら、銀行口座を使い分けて、自動的にお金が貯まるしくみを作ります。お金の使用目的ごとに、以下の3つの口座を用意しましょう。

①生活に必要な口座(日々の生活を管理するための口座)
②短期夢の準備金口座(旅行、趣味、キャリアアップ、結婚などの夢を叶える口座)
③長期夢の準備金口座(60歳以上の夢を叶える口座)

給料は①の口座に振り込まれるようにします。公共料金や携帯料金など、毎月支払う固定費はここにまとめましょう。

②の口座は給与の10~15%を目安に自動振替で先取り貯蓄。給料日の翌日にお金が引き落とされるように設定しましょう。

そして③の口座には毎月1万円ずつ自動振替で先取り貯蓄をしていきます。老後の備えにはiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)がおすすめです。60歳までは原則引き出せなくなりますが、所得税や住民税を節約する効果が得られます。

■銀行口座を使い分けてさらなる節約を実践しよう

このように銀行口座を使い分けて強制的に貯金が始まれば、お金は少しずつ、自然と貯まっていきます。とはいえ、①の口座に残ったお金で生活するしかなくなりますから、今までよりも使えるお金が少なくなります。そのため、何にどれだけお金を使っているかをより意識することになるでしょう。

そうするなかで、もしかしたら、必要のない保険・多すぎる携帯料金・コンビニでの慢性的な支出などが見つかるかもしれません。そうした支出が気になったら、あなたの毎月の支出を洗い出し、必要なもの・不要なものの見直しをしてみましょう。その上で不要なものをなくしていけばいいでしょう。
つまり、銀行口座の使い分けは家計の節約にもつながるのです。

■まとめ

銀行口座は3つ持って、「夢の準備金」となる貯蓄を先取りでしておくのがおすすめです。貯蓄が増えることはもちろん、節約にも効果を発揮します。人生100年をあなたらしく生きるためにも、早いうちから銀行口座を賢く使い分け、貯蓄上手になりましょう。

舟本 美子

「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」 会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。 あなたに合った...

プロフィール

関連記事一覧