紹介された高額の終身保険に加入して失敗!私が学んだ3つのこと
保険加入で後悔しないためにできるポイント3つとは
この保険加入にかかわる失敗は、それまでの私の保険に対する楽観的な考えを変えました。私が学んだことは具体的に3つあります。
1.保障内容の検討や他社との見積り比較が重要
自分にとって必要な保険の種類、保障内容、身の丈に合った支払額の保険を選ぶことで、初めて納得のいく契約ができます。
私はのちに、ライフスタイルの変化に合わせてフレキシブルに変更できる掛け捨ての医療保険と、いつでも解約できる定額保険を組み合わせて契約しました。数社の見積もりを比較することで理想の保険に出会うことができ満足しています。誰かの紹介であっても、内容にはきちんと目を通し、納得してからの加入がおすすめです。
2.将来に関わるお金は必ずしもすべて任意保険でまかなう必要はない
私の失敗は、将来に関わる費用をすべて終身保険でカバーしようとしたことから始まります。事前リサーチや勉強が不足していました。
会社員の場合、ケガや病気で働けない場合は「傷病手当金」、高額な治療費がかかる場合には「高額療養費制度」といった公的制度が適応になります。また、終身保険のみに頼らずとも、積み立て貯金や投資といった方法でも将来の資金の準備が可能です。これらを知っていれば、終身保険の契約を焦る必要もなかったでしょう。
3.知人に勧められてもNOという勇気を持つ
シンプルなことですが、私にとって最も難しかったのは断ることでした。知人との関係性を考え、なかなか「私には必要ない」と言えなかったのです。流されるという言葉が合っていたと思います。
相手への見栄があり「その額の保険料は高すぎる」とも言えませんでした。少しでも違和感や納得がいかないポイントがあれば、本来は断るか交渉すべきでしょう。今後このようなことがあったら、知人の誘いであっても断る勇気を持とうと思います。
参考:全国健康保険協会、全国健康保険協会
まとめ
保険への加入は、今後の人生を左右するかもしれない大事な決断です。周りからどんなアドバイスを受けようと、必要か必要でないかも含め自身の判断で責任をもって加入しましょう。流されるかたちで保険に加入すると、いつか後悔するときがくるかもしれません。関係を長続きさせたい相手からの勧めは特に慎重に検討し、ときには断る勇気も必要です。