マネー初心者でもわかる!株式投信ってなに

投資信託

株式投信は「株式で運用」と思いがち。しかし債券に投資をするとうたっていても「株式投信」に分類される商品があります。どうしてなのでしょう?
正しい理解で運用商品を選ぶために「株式投信」の特徴を確認します。

「株式投信」の特徴

投資信託は大きく、債券のみで運用する「公社債投資信託(以下、公社債投信)」と、株式への投資を「可能」としている「株式投資信託(以下、株式投信)」の2つに区分されます。
「株式投信」は株式への投資が「可能」としてある点がポイントです。実際に債券のみの運用であり、株式に投資しない投資信託でも、株式への投資が「可能」と設定されていれば「株式投信」に分類されます。

では実際は債券のみの運用で、株式を組み込まない投資信託なのに「株式投信」としている商品があるのでしょう? それは運用会社にメリットがあるためのようです。

「公社債投信」は元本を割ってしまうと追加販売ができなくなるという規定がありました。元本を割ると販売ができなくなることは運用する側からすれば、運用の自由度を制限されているようなものです。そのような運用会社側の利便性の問題を解消するため、債券のみで運用する投資信託も株式への投資を「可能」と設定しておき、「株式投信」に分類することで運用の自由度を保ちたい事情があるようです。

国内外債券ほか、海外株式、不動産等で運用を行う様々な投資信託がありますが、これらの投資信託は株式を組み込み可となっているため「株式投信」に分類されます。

同じ「株式投信」でも投資対象により値動き(リスク)が異なる点には注意

「株式投信」の投資対象には国内債券、外国債券、外国株式等、様々な種類があり、投資対象により期待できるリターンもリスクも異なります。さらには先進国、新興国等のどの地域に投資をしているのかにもより値動きは異なります。
過去の実績からですが、債券よりも株式が値動きは大きく、また同じ債券でも国内より海外、同じ株式でも先進国より新興国の値動きが大きい傾向があります。
「株式投信」といっても、中身は株式とは限らず様々ですので、自分が何に投資をしたいのかを理解しておくことが必要です。

投資初心者には「株式投信」でのコツコツ積立分散投資がおススメ

投資信託は、今や100円と少額から購入することができます。コツコツと積立投資を行うことのメリットは、価格が高い時には購入量を少なくし、安い時には多く買い付けられるので、その結果、平均購入価格を下げ高値つかみを避けることが期待できる点です。

前述の通り、「株式投信」の投資対象は株式に限っていないため、債券や不動産等に投資している様々な種類があります。「株式投信」を活用して分散投資をすればリスクを下げる効果も期待できます。例えば、投資初心者でも「株式投信」を使って、毎月1万円を4分の1ずつ国内債券型、外国債券型、国内株式型、外国株式型を購入してコツコツ積立分散投資を気軽にスタートさせることも可能です。

まとめ

「株式投信」と名前がややこしいと筆者も言いたいところですが、まずは「株式投信」といっても、安定性を重視した債券型から値上がり益を狙う株式型まで様々であることをご理解いただければと思います。

寺野 裕子

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てらのファイナンシャルプランニングオフィス代表 CFP ・1級FP技能士、投資助言業 2008年FP相談業務開始。2014年事務所運営スタイルを金融機関等か...

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