2022年こそ投資をすべき!?2021年から学ぶ反省と目標を考えてみた
学校での金融教育が開始したこともあり、世間ではお金の勉強を始める人が増えています。中でも株式は初心者でも始めやすく、若い世代にも人気の投資です。
今回は、株式投資歴4年目の主婦である筆者が2021年に行った投資結果の振り返りと、2022年の目標をお話します。株主優待の改悪や人気銘柄も合わせてチェックしていきましょう。
2021年投資振り返り結果と改善点を洗い出してみた
2021年は前年に引き続き、新型コロナウイルスによる先の見通しが立てにくい一年となりました。また2021年10月には岸田政権が発足するなど、投資界隈を賑わせるニュースが多かった年です。2021年に私が行った投資の中で、とくに印象に残っている出来事がふたつあります。それぞれを振り返りながら改善点を洗い出してみました。
初めてストップ安を経験した
株式投資をしていると、株価が上がるだけでなく下がることも経験します。2021年には、初めて「ストップ安」と呼ばれる安値を経験しました。
※ストップ安とは…日本株は基準価格を元に一定の値幅を上にも下にも超えないように制限されており、その値幅の中で最安値をつけること。
反対に上限まで値段が上がることを「ストップ高」と呼び、ストップ高をつける銘柄は続伸することも多く、投資家が注目するポイントのひとつでもある。
実際に私が取引したのは、美顔器など家庭用製品が人気の「ヤーマン」です。中国「独身の日」での売上が好調であることや、家庭用の美容機器が需要を伸ばしていることもあり、2021年11月に100株購入しました。
しかしその後、11月16日にはストップ安を記録するほど株価が下落。前日比で1株300円の下落、100株保有していたので一日の下落額は3万円にものぼったのです。
私はすぐに、これ以上損失が増えないように損失を確定する注文を出しました。今回失敗した原因は、個人投資家ではなく機関投資家や海外投資家の動きがわかっていなかった点だと思います。今後はもっと広い視野をもって、企業の選定や取引をしていきたいです。
不動産クラウドファンディングを開始した
私は今まで株式投資をメインに行ってきましたが、2021年は新たに不動産クラウドファンディングを開始しました。いくつかの会社を見比べて3社ほどに登録した結果、「72CROWD.」で運用をスタートしてみることに。
登録や申し込み、入金も手軽であるほか、リスクも抑えられている点が選んだポイントです。2022年も引き続き申し込みを行っているので、様子を見て資金の追加も検討しています。
不動産クラウドファンディングの詳細については、以下の記事でも紹介しているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
2022年の投資目標は外国株と株主優待
2021年の反省や経験をもとに、2022年も資産を増やすための目標を掲げてみました。今年は仕事での収入を増やすことも目指したいので、投資は自分のペースでできることに絞っています。
投資用の追加資金は外国株に
2021年に初めて外国株を購入し、日本以外の国への投資をスタートさせました。もちろん日本には日本の魅力がありますが、2022年は成長が期待できる外国への株式比率を増やしたいと思っています。追加の投資資金では、主にアメリカとインドネシアを中心に外国株を購入したいです。
マイペースに株主優待をもらう
私が株式投資を始めた理由のひとつに、「株主優待が欲しい」と思っていたことがあります。株主優待とは、決まったタイミングに優待制度を設けている企業の株式を規定数保有しておくことで、商品やサービスが受け取れるというもの。私も今までに、いくつかの株主優待をもらってきました。
2022年も引き続き株主優待がもらえる企業をチェックし、利益を出しながらマイペースに優待を受け取っていきたいです。
株主優待をもらう方法については、以下の記事でも紹介しているので、気になる人はこちらもチェックしてみてください。
2022年こそ投資を始めた方が良い理由
投資をしていると、よく「どのタイミングで投資をスタートさせたらいいのかわからない」という話を聞きますが、わたしは、始めるならいつでもチャンスになり得ると思っています。株式に限らず投資先の評価額は常に変動するため、一度も値下がりせずに上がり続ける投資は存在しないからです。
とくに2022年は、食品やサービス、光熱費などの値上がりが相次いでおり、インフレ(※)が進んでいます。
※インフレとは…物価が上がっていき、お金の価値が下がること。反対に物価が下がりお金の価値が上がることを、デフレと呼ぶ。
しかし収入は増えていないことから、実質景気後退している局面といえるのです。収入は増えないのに支出は増える景気停滞が起こっているということは、お金の価値が下がり、今後ますます厳しい状況になることが想像できるでしょう。
投資を始めれば、日本以外の成長の恩恵を受けられるほか、物価の上昇にも対応できます。迷っているのであれば、最近は100円から投資できる証券会社もあるので、少額から始めてみてはいかがでしょうか。
しかし現在は、戦争による世界的デフレも懸念されているので、投資先は慎重に選ぶことが大切です。