うまい話には要注意!SNSを利用した投資詐欺被害の事例をご紹介

マネーケア

昨今、コロナ禍で投資に関心を持つ人が増えています。収入減による将来への不安や、巣ごもりで生活に時間の余裕ができたこと、株式市場の乱高下などが、投資行動を後押しする背景となっているようです。

そんな中、同時に数を増やしているのがSNSをきっかけとした投資詐欺のトラブル。副業やマルチ取引、投資への勧誘など、さまざまな種類があります。
今回は、SNSを利用したよくある投資詐欺の手口をいくつかピックアップしてご紹介します。

SNSを使ったバイナリーオプション取引の詐欺被害が急増!

最初にご紹介するのは、SNSを使ったバイナリーオプション取引の詐欺です。
バイナリーオプションとは、為替取引の投資方法のひとつ。為替相場が上がるか下がるかを予想し、当たれば投資額が数倍に、外れれば0円になるといったシンプルな投資のやり方を指します。この詐欺の手口について、詳しく見ていきましょう。

バイナリーオプション取引の詐欺の手口とは?

バイナリーオプション取引の詐欺は、取引開始時に多額のお金を要求されたり、高額なツールや情報商材を売りつけたりするなどの手口があります。実際にバイナリーオプション取引の詐欺にあった、筆者知人のTさんに話をうかがいました。

「SNSで知り合った友人に、【バイナリーオプションで儲かる方法を教える】と言われ、おすすめのバイナリーオプションのサイトに登録しました。【10万円から始める人が多い】【10万円入金すると10万円分ボーナスがつく】と言われたので、クレジットカードで10万円決済したんです。

しかしその後、取引の操作方法について質問をしたのですが、返事がありません。操作ができないので出金しようとすると、【ボーナスを含めて入金額の3倍以上の取引がなければ出金はできない】と、サイトを運営する業者に言われたんです。不審に思ってサイトを調べたところ、海外の無登録業者だったことが分かりました。お金は結局返ってこないままです」

詐欺業者の中には、SNS上で「バイナリーオプションで儲ける方法教えます!」「こんなに簡単に稼げました」などと、名前や顔を公表して情報を発信しているケースが多々あります。実際にお金を稼いでいるように見えるため、「無料で始められるならやってみようかな」と軽い気持ちで連絡をしてしまう人もいるようです。

バイナリーオプション取引の詐欺にあわないために

バイナリーオプション取引そのものは、多くの人が利用している正当な投資方法のひとつです。しかしながら中には、お金をだまし取ろうとする悪質な業者が存在することも否定できません。

バイナリーオプション取引の詐欺にあわないためには、まず勧誘を鵜呑みにしないことが大切。運用方法やリスクを十分に理解しないまま取引を開始するのは大変危険です。

バイナリーオプション取引を始めたい場合は、海外の業者ではなく、金融庁の許可を得ている国内の業者を利用するほうが安全でしょう。

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assan

グラフィックデザイナーから福祉職に転向した、異色の経歴を持つライター。 私生活では、わんぱく2歳男児の子育てに日々奮闘しています。

プロフィール

監修者: 千見寺 拓実

株式会社インヴァランス 1994年生まれ。静岡大学卒業。2017年に株式会社インヴァランスに入社。 3級ファイナンシャルプランニング技能士

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