同棲にかかる生活費はいくら?1ヶ月の平均額や生活費を抑えるコツを解説
「同棲をしたいけど、2人で生活したらどれくらいお金が必要なんだろう?」と悩んでいるカップルも多いのではないでしょうか。
同棲にかかる生活費は一人暮らしよりも安くなるという意見もありますが、同棲する2人のライフスタイルによってさまざまです。
まずは同棲にかかる生活費の内訳を把握し、同棲生活のイメージを立てた上で生活費を抑えるためにできることを行いましょう。
同棲生活にはどのくらい生活費が必要?
同棲生活をしている人たちは、生活費にいくらお金を割いているのでしょうか?
総務省統計局が発表する「家計調査(二人以上の世帯)」をもとに、生活費の内訳をご紹介します。
同棲の平均費用はいくら?
「家計調査(二人以上の世帯)2020年7月分」によると、2人以上の世帯における消費支出額の平均は、1ヶ月あたり約266,897円と発表されています。1人あたりに換算すると、およそ13万円前後となります。
同じく「家計調査(単身世帯)」の発表によると、単身者1世帯あたりの1ヶ月の消費支出額は163,781円であるため、2人のライフスタイルによって異なるものの、1人あたりの負担が一人暮らしよりも少ないという計算になります。
同棲にかかる生活費の内訳
では同棲にかかる主な生活費の内訳を見てみましょう。
食費…75,075円
住居…16,898円
光熱費・水道代…17,779円
家具・家事用品…15,123円
被服及び履物…8,392円
保険医療…15,009円
交通・通信費…36,488円
教育娯楽…23,291円
金額としては住居費(家賃)が最も負担が大きいものの、一般的な固定費の中でも特にスマホやインターネット代が含まれる交通・通信費も大きな負担となっていることがわかります。
同棲する前に決めておきたい生活費のルール
一人暮らしにかかる生活費より抑えられるとはいえ、できる限り生活費を抑えて、他のことにお金を回したいと考えるカップルも多いと思います。
生活費を抑える意識を高めるためにも、事前に決めておきたい生活費のルールをご紹介します。
同棲前に負担割合を決める
「結婚前なので生活費は折半」というカップルも多いようですが、2人の収入に差がある場合、一度話し合いをしましょう。
収入が同じくらいなら折半するのも良いですが、7:3や6:4など収入が多い方が多めに出す方法や、家賃や光熱費、食費や消耗品で分けるなど、支出項目ごとに生活費を分担する方法もあります。
2人の収入に合わせて無理のない負担割合を決めましょう。
生活費の管理方法を決めておく
生活費を抑えるためには、きちんと管理しておくことも大切です。
生活費を支払いの都度、折半するのも良いですが、きちんと管理をしていないと「今月はいくら支払ったか」という実感ができなくなります。
生活費をきちんと管理したい方は、共通の財布を用意して、毎月一定額を出し合っておくという方法もおすすめです。自分たちがやりやすい方法で生活費の管理しておけば、余計な支出が抑えやすくなります。
続いて、同棲生活でできる、節約術をご紹介します。