新年の目標でストレス状態がわかる?! 断捨離が目標の人は…
平成最後の年を迎え、気持ちも新たに目標を掲げた人も多いのではないでしょうか?
「ココロの体力測定2018」メディプラス研究所の調査結果によるとストレスレベルが高い人と低い人では新年の目標の傾向に違いがはっきりでています。
断捨離が目標の人はストレスが高い?低い? 皆さんはどちらだと思いますか?
ストレスと目標の調査結果
厚生労働省のストレスチェック基準で高ストレス(77点以上)の女性が挙げた新年の目標と低ストレス(39点以下)の新年の目標はこのような結果になっていました。
特徴を見てみると、高ストレス者の6位に「断捨離する」8位に「片付けられる人になる」と身の回りを整えることが上位に挙がっているのが特徴といえます。断捨離が目標と思った人はストレスが溜まっていないでしょうか。
身の回りが整っているとストレスが少なくなるともいえるのではないでしょうか。
いっぽう、低ストレス者の上位は4位「運動を始める・続ける」5位「規則正しい生活をする」など今の生活を充実させる・改善させる項目が上位になっているようです。よりよくするために何をしたいかという意識があるのかもしれません。
ストレスの高低に限らず、貯金は目標の第1位
注目したいのが、高ストレス者も低ストレス者も共通している目標が「貯金をする」ことだということです。お金を貯めることは多くの人が目標にすることですが、なかなか続けられないものです。新しい時代に向かって貯金という目標を達成するために貯金が簡単にできる方法を選んでいきましょう。
ストレス別、貯金が簡単にできる方法
簡単に貯金をするためには、自動的に貯まる仕組みを作っておくことがポイントです。ストレス別におススメの方法を紹介します。
●ストレスレベルが高い人なら
自動的に引き落としになっても元本割れリスクがあると、さらにストレスがたまってしまうかもしれません。ストレスレベルが高い人は、まずは元本割れしない財形貯蓄(勤務先に財形制度があれば給与天引きで貯金できる仕組み)や銀行から自動的に引き落としになるオート定期預金(銀行で手続きしておけば毎月決まった日に設定額が引き落としになる)から始めましょう。
ちょっとした小銭を貯金箱に貯めておくだけでも1年でいっぱいになるものです。「できることを少しずつ」がストレスをためないコツです。
●ストレスレベルが低い人なら
ストレスレベルが高い人と同様に自動的に貯まる仕組みを作っておくことは大切ですが、ストレスレベルが低い人はもう一歩進んで「増やす」「税金のメリット」も視野に入れた仕組みも組み入れていきましょう。
月々引き落として投資信託を買っていく「つみたてNISA」、積立額が全額所得控除になり年収300万円なら積立額の15%ほど所得税・住民税が軽減される「iDeCo」も検討していくとよいでしょう。つみたてNISAのメリットは、①少額からでも始められる投資信託が対象、②投資信託の運用益が非課税、③非課税投資枠は年間40万円まで最長20年間、④対象となる投資信託は低コストで頻繁に分配金が支払われないなど法令上条件があるため、商品が選びやすいことが挙げられます。
また、月々積み立てていくメリットはドルコスト平均法といい、同じ金額をコツコツ積み立てることによって、高い価格の時は少ない口数、低い価格の時は多い口数を買い付けできますので、平均取得価格を下げることができます。
金融庁HPより
まとめ
せっかく貯金することを目標にしても、それ自体がストレスになってしまうのであれば長続きしません。まずは自動的に貯まる仕組みを作ってほったらかしで貯金ができるようにしてみましょう。目標の1位である貯金が自動的にできれば、ストレスが軽くなります。ストレスフリーな貯金でこうありたい!という自分になれるといいですね。