働く私たちの強い味方! 「社会保険」の5つの種類

年金・社会保険

社会保険その5:労災保険

仕事中や通勤途中に起きた事故などが原因で起きた、けが・病気・障害、あるいは死亡した時に保険給付をする制度です。
保険料は全額事業者負担ですので、会社員など雇用されている人が負担することはありません。また、フリーランス、自営業にはない制度です。

給付の種類は、治療費や障害補償年金、休業補償など。
労災は、労働者をひとりでも雇用する会社には加入が義務付けられており、守られているのは正社員だけではありません。
アルバイトやパートであっても補償の対象になっています。すべての労働者をまもる制度であると言えるでしょう。
なお、健康保険は、業務外の病気やけがが対象ですから、労災保険と一緒には使えません。

まとめ

同じ社会保険の一部でも、種類によって性質が全く違うのですね!「意外と知らなかった!」という制度もあったのではないでしょうか?個別にきちんと理解しておけば、いざという時に困らずに済みますよ。働く人の強い味方になってくれる社会保険について、知識を身につけておきましょう。

タケイ 啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。 36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務...

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