意外と知らない!生理にかかる費用は生涯いくら?

貯金・家計

一生涯で50万円以上もある生理にかかるお金

使い捨てナプキンの金額は様々ですが、1つ20円として1日平均5枚使うと仮定すると700円になります。
1年間にすると8,400円、38年間では31万9,200円にもなります。タンポンの場合だと1本30円1日5本で300円、38年間だと13万8,000円です。

また、下着も1年間に2枚ずつ追加すると仮定して、1枚1,000円なら38年間で7万6,000円になります。これだけでも約53万円にもなるのです。

さらに人によっては頭痛、生理痛、腰痛などがあり、痛み止めを欠かせないという人もいます。
痛み止めの場合は、1錠30円とし、1日だけ服用したとすると38年間では8万2,080円になります。
他にもお腹を温めるためにカイロが欠かせないという人もいます。そうするとそれ以上にかかっているということになります。

どんな節約方法があるのか?

38年間かかる経費と考えたら、少しでも節約できないかと考えます。
しかし、使う量を減らして、不快な思いをしたり、病気になったりしてしまっては何の意味もありません。快適にそして、毎月のかかる金額も減らしたい所です。

そこで近年注目されているのが「布ナプキン」です。
布ナプキンは体が温まる、かぶれにくい、臭いが減るなどの理由で注目されていますが、経済的にもメリットがあるようです。
紙のナプキンが使い捨てなのに対し、布ナプキンは洗って繰り返し使えるので1枚あたり5、6年は使えます。
1枚あたり安いものであれば500円から1,500円程で10枚くらい準備すると、5,000円から1万5,000円になります。一生涯で6回買い換えるとすると、3万円から9万円必要で使い捨てナプキンと比べても節約の効果があります。

はじめに少しお金がかかってしまいますが、長い目でみると布ナプキンの方が出費は少なくて済むようです。しかし不安もある人もいますので、少なめな日から少しずつ始めてみるといいでしょう。

まとめ

閉経までの間、毎月生理にかかる金額は少額でも一生涯で考えると侮れない金額になります。
多い日と少ない日で使用するナプキンを使い分けるなど、少しずつ使い捨ての割合を減らしていくことで少額からでも節約してみましょう。

黒須 かおり

ファイナンシャルプランナー CFP® 女性を中心に、一生涯を見守るFPとしてmoney&キャリアのコンサルティングを行う。幸せになるためのお金の知識...

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