マネー初心者でもわかる!投資信託の特徴まとめ
「卵をひとつのカゴに盛るな」を意識しよう
分散投資が優れていることを示す有名な投資格言に「卵をひとつのカゴに盛るな」があります。
10個の卵をひとつのカゴに盛って運んでいると、万が一落としてしまったときに、卵は10個全部が割れてしまいます。しかし、カゴをいくつかに分けて運んでいれば、そのなかのひとつのカゴを落としたとしても、全部割れることはありません。
投資もこれと同じ。分散投資をしていれば、その中のどれかひとつが仮に暴落してしまったとしても、資産を全て失うようなことにはならず、大きな被害を避けることができる、というわけです。
肝心の「卵」をどれにするかという、資産の組み合わせのことをポートフォリオといいます。1つの投資信託だけでも分散投資はできますが、2つ、3つと組み合わせることで、分散投資の効果はアップします。
さらに、投資信託だけでなく、株式や不動産や金のような資産に投資することでも、分散投資の効果があるでしょう。違う値動きのものを一緒に買いながら、全体的にお金を増やしていこう、という考え方です。
手数料には要注意!
メリットがたくさんある投資信託ですが、注意したいのは手数料です。投資信託には通常、購入するときの購入手数料、持っている間の信託報酬、売るときの信託財産留保額の3つの手数料がかかります。
この中で注意すべきなのは信託報酬です。購入手数料と信託財産留保額はかからない投資信託も多いのですが、信託報酬はまず間違いなくかかります。投資信託を持っている間ずっとかかるので、長期間投資するほど手数料が高くなってしまうのです。ですから、投資信託を選ぶときには、少しでも信託報酬が安いものを選ぶのがセオリーです。
投資信託はビギナーにオススメ
投資信託は、プロにおまかせするシステムということもあって、投資ビギナーに好かれる投資方法です。分散投資に加えて、長期間かけて少しずつ購入する積立投資をすることで、堅実にお金を育てられる投資法だといえます。しっかり資産を増やすためにも、ぜひ取り入れてみてください。