2020年、注目の業界と株を大胆予測! FPオススメの銘柄をズバリ紹介

株式投資

投資初心者にオススメは、この5銘柄

株はプロでも常に勝てるものではないといわれるくらいですから、たくさんの銘柄の中から投資初心者が個々の会社を選び抜くというのはとても難しいことだと思います。

しかし投資、つまりお金に働いてもらうという観点からは、リスクはあるものの株式投資は有効な選択肢です。
株式投資を有効活用するためには、リスクを抑えた無理のない銘柄選定をするように心がけましょう。自分が気になっている分野に投資するという視点から選ぶと、保有する株式にも愛着や関心も持ちやすく、始めやすいかもしれませんね。

では、2020年の注目の業界や、皆さんが始めやすくて安定感のある5銘柄を選んでみましたので、参考にしていただきたいと思います。(最低購入価格、配当利回りは2020年1月16日現在)

①ビックカメラ(最低購入金額:13万3,900円)

外国人観光客によるオリンピック需要期待で選んでみました。
株主優待も魅力の会社で、最低購入単位100株の保有でビックカメラ各店、他ソフマップ、コジマ各店でも使える買物優待券がもらえます。
金額は1年目3,000円分、2年目4,000円分、3年目5,000円分です。

②鹿島(最低購入代金:14万1,100円)

最近、各地で豪雨や地震等での災害による被害が問題になっています。
政府はこれらの災害対策として、令和に入り今後3年間で集中的に河川の改修・整備等を行う「国土強靭化計画2019」を決定しています。
そこで注目されるのが建設大手の高配当株です。鹿島の配当利回り(会社予想)は3.54%です。

③オリックス(最低購入代金:18万5,150円)

リースから不動産、事業投資など、近年、注目の環境エネルギーに関する事業も行っていることもあり、今後も利益を伸ばしていきそうな安定した会社として選びました。
株主優待も魅力で配当利回り(会社予想)4.1%の高配当株です。

④NTTドコモ(最低購入代金:30万6,600円)

誰もが知る歴史ある会社ですが、今後、改めてスマホの5G化でも話題になってくるでしょう。
配当利回り(会社予想)3.91%の高配当銘柄でもあります。

⑤ユニ・チャーム(最低購入代金:37万6,400円)

世界で売れる紙おむつ等の生活必需品を扱っている会社ですので、じっくりと長期的な成長を期待することができる銘柄として選びました。

株式投資でリスクを抑える方法

株式は様々な要因で日々、上がったり下がったりを繰り返すものです。その値動きを避けることは誰にもできません。
しかし、値動きすなわちリスクを抑えながら、買った株式を管理する方法はあります。
その方法は短期間で儲けようという発想ではなく、ある程度の期間をかけて育てていく発想を持って管理することです。

そのためには、興味のある会社の過去の業績チェックはもちろん、今後の将来性も当たる、当たらないは別として予測することが必要です。
投資初心者には安定した業績を長年維持しながらも、一定の配当を出している高配当企業から選んでみるのもおススメです。

それから、一つの業種に偏った銘柄を選ばないこともリスクを抑える方法になります。いわゆる分散投資です。
よって今回は、今、話題になっているテーマに合わせた銘柄とともに、景気に比較的左右されないことが期待できる銘柄もご紹介させていだきました。

まとめ

2020年は特にオリンピック・パラリンピック年ということで一時的に賑わう業界もあるかと思いますが、なんとなく飛びついて買ってしまった、なんてことだけはやめていただきたいですね。
株式投資は、じっくりと魅力を感じ、応援したいと感じることができる会社を選ぶ視点が、いい結果につながっていくものだと思います。

小林 裕子

ひろファイナンシャルプランニング代表 CFP ・1級FP技能士 2008年FP相談業務開始。 2014年事務所運営スタイルを金融機関等からの紹介手数料を一切...

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