株式投資の用語「配当利回り」ってなに?

株式投資

株式投資で投資家が得られる大きなメリットの一つが配当の受取りです。
今回は購入した株価に対して1年間の配当金がどれくらいかを示す「配当利回り」について解説します。

そもそも配当ってなに?

配当とは、会社が稼いだ利益の一部を株主に支払うお金のことをいいます。
会社は株式を発行して、広く投資家からお金を集めて、その資金を元手に事業を行います。投資家は株式の値上がり益や、配当などの受取りを期待して株式に投資をします。
会社は事業が上手くいったお礼として、配当という形で投資家に利益の一部を還元しているのです。
ただ、配当は預金の利子のように必ず定期的に受け取れるというものではありません。会社の事業方針や業績によっては、増減することもあり、ないこともあります。

配当はいつもらえるの?

配当をもらうためには、各会社が定めている「権利確定日」に株主として株主名簿に登録されている必要があります。
この権利確定日に株を持っていれば、その後、会社ごとに異なりますが権利確定日の約2~3か月後に投資家は配当をもらうことができます。

権利確定日とは、株主がその銘柄を保有することで配当等の株主権利を得ることができる日を指します。
例えば、1株あたり10円の配当を出す会社の株式を権利確定日に100株保有していれば、権利確定日の約2~3月後に1000円の配当を受けとることができます。
権利確定日時点で株を持っていることが配当をもらえるかどうかの判断基準となるので、権利確定日の1日だけも株主でいられれば配当をもらえる権利があるということになります。

しかし株式は今日買ってすぐに株主になれるというものではありません。売買成立日を含めて手続きに4日ほどかかるため権利確定日に株主でいるためには、権利確定日を含む4営業日前の「権利付最終日」までに株式を購入しておく必要があります。

配当利回りって何?

配当利回りとは現在株価に対して1年間の配当がどれくらいの割合かを示す数値です。

計算式は次の通りです。
配当利回り(%) = 1株当たりの年間の配当額 ÷ 現在株価 × 100

2018年3月末時点での日経平均株価の平均配当利回りは1.61%、東証1部全銘柄の平均配当利回りは1.49%となっています。

配当利回りの数値が大きければ、その会社の配当が高いか、配当の割に株価が安いかのどちらかとみることができます。
成長性の高い企業は配当利回りが低く、成長が鈍化している企業は配当利回りが高くなる傾向があるともいわれています

また、配当利回りが高いほど株価は「割安」に評価されていると見ることもできます。
銘柄を選ぶときには、どうしても配当利回りの大きさだけに注目してしまいがちになるかもしれません。
なぜ配当利回りが高いのか?低いのか?といった視点を持って、配当利回りを、株式銘柄選びの判断材料に使っていただきたいと思います。

配当利回りが高いのは、ただ単に株価が安いだけなのかもしれません。その場合、業績等もしっかり確認するという姿勢が必要であることにも気づくでしょう。

まとめ

興味のある会社の過去の配当実績やこれからの予想配当等は、ネットや「四季報」等で調べることができますで、是非、銘柄選びの際にはチェックしていきましょう。

寺野 裕子

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てらのファイナンシャルプランニングオフィス代表 CFP ・1級FP技能士、投資助言業 2008年FP相談業務開始。2014年事務所運営スタイルを金融機関等か...

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