安室奈美恵の引退は株価にも影響大 本当に儲けた人は?

株式投資

安室ちゃん引退しちゃいましたね。ファンにとっては寂しい限りだと思います。
大きなニュースゆえに昨年9月20日の突然の引退発表後は株価にも影響を与えました。
今回は安室奈美恵引退の関連銘柄として注目された株価のこの1年の値動きを確認し、株式投資のヒントを探っていきます。

安室奈美恵引退で注目された5銘柄

安室奈美恵さんが、引退を発表したのは昨年の2017年9月20日でした。突然のことで多くの方が驚いたのと同時に、引退までの1年間でベストアルバムリリースや国内外でのコンサートが企画されたこともあり、その経済効果から引退に向けたイベントに関わる企業への影響にも注目が集まりました。

安室奈美恵引退により注目された銘柄の筆頭は大手レコード会社のエイベックスでしょう。彼女のこれまでの大半のCDはエイベックスから発売されています。
またWOWOWは彼女のコンサート映像を独占放映しているので、今回の引退を機会に会員数が増えることが期待されました。
日本テレビは運営する動画配信サービス「Hulu」でライブへの密着独占取材などを配信し、引退日特別番組等を企画することで注目されました。サイバーエージェントも日テレ同様の特別企画で注目銘柄の1つとなりました。

コンビニを中核に百貨店やスーパー、銀行などを展開するセブンアイホールディングスもファイナルツアーの模様を録画したDVD等の販売を手掛けることで注目銘柄となりました。

ベストアルバムは発売から2か月で200万枚以上売れ、経済効果は軽く200億円は越えたといわれています。
実際に、引退発表から引退後の直近まで注目銘柄の株価はどのように動いたのかを確認してみたいと思います。

注目5銘柄中、4銘柄が途中下げながらも1年で3%以上上昇

各注目銘柄の、引退発表当日と翌日の株価、発表後からこれまでの最高値と最安値、そして執筆時点直近の最終株価を一覧でまとめてみました。

引退発表直後はセブン&アイHD以外、全て上がっています。注目度の高かったエイベックスは1.85%、WOWOWは0.95%の上でした。サイバーエージェントや日テレは2%以上の上昇となった日でした。

その後は、株価は安室ちゃんの引退だけではなく企業業績等様々な要因で動きますので、各企業、時には大きく下げるときもありながらも、今回の注目銘柄についてはWOWOW以外の4銘柄は上がる結果となっています。
日テレは発表から1年保有していた場合約3.4%、エイベックス、セブン&アイHDは10%以上、サーバーエージェントについては1年で2倍近くに迫る上昇でした。

株で儲かる買い時と売り時

今回、安室ちゃんをテーマに取り上げていますので、アムロ効果で上がったというような印象を強くしてしまうといけないとは思いますが、安室ちゃんがタイミングごとに株価上昇要因になったことは十分に考えられます。

しかし、株式の買いのタイミングを計ることはとはとても難しいです。
今回、引退発表を聞いて「動く!」と感じた瞬間に買う判断ができれば儲けに乗ることができる可能性は得られたでしょう。当然、判断が外れる可能性もありますが…。
また買い時の素早い判断も大切ですが、売り時も決めておかなければいけません。例えば10%以上上がれば売るといった具体的な基準です。
今回の安室奈美恵引退関連銘柄だけでも観察してみると、1年間の値動きが大きいことが分かります。個別株式への投資は余裕資金で行うことも鉄則です。

まとめ

安室ちゃん引退は若い方も含め多くの方が感心をもったニュースでした。残念で寂しい気持ちになっている方もいらっしゃると思いますが、身近な話題で、株価の動きを勉強できる絶好の機会だったと思います。そして、まだ今後どうなるのか?を観察する機会も残っています。是非、投資の勉強に活かしてみましょう。

寺野 裕子

てらのファイナンシャルプランニングオフィス代表 CFP ・1級FP技能士、投資助言業 2008年FP相談業務開始。2014年事務所運営スタイルを金融機関等か...

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