FPおすすめ「外貨預金」金利ランキング  

外貨預金

人生100年時代が来ると言われています。老後の生活に困らないためには貯蓄が大切ですが、円預金の金利は残念ながら低いまま。
そこで今回は、円定期と比べて金利が魅力的な外貨預金のランキングをご紹介します。

外貨普通預金 金利比較

同じ通貨でも金融機関によって金利が変わってきます。上位と下位では金利に2倍以上の差がある通貨も。目につくのはユーロの金利。1位の東京スター銀行でも0.03%。ほとんどが大手金融機関の円預金金利と変わらない0.001%となっています。購入や売却時にかかる為替手数料や、購入時から円高になると元本が目減りするという為替のリスクを考えると、ユーロを持つメリットは少ないといえるでしょう。

外貨普通預金は、金融機関によっては100円程度の少額から始められ、いつでも必要な時に引き出せることが魅力です。海外での買い物やATMでの出金にも対応できる金融機関も。
出張や、ゴールデンウイークや年末年始などまとまった休みを利用して海外旅行を計画している人に向いている預金だといえるでしょう。

外貨定期預金 金利比較

ユーロは普通預金と同様に金利が低く魅力に欠きます。一方で、ユーロ以外の外貨は円預金と比べると、高い金利となっています。とりわけアメリカの経済は堅調で、今後利上げを予定しています。日本との金利差がますます大きくなることを考えると、米ドル定期は魅力的ではないでしょうか。

今回は預入金額が比較的少ない1年定期を取り上げましたが、金融機関によって預入の期間や金額の違いで金利に差がでます。外貨普通預金から外貨定期預金へ預金を預け替えるより、円預金から外貨定期預金を申し込むことで金利が高くなる場合も。

この金利の差は将来受け取る利息に大きな差を生みます。なお、外貨運用では購入した時の為替レートよりも円安で売却すれば為替差益が得られます。反対に、購入した時の為替レートよりも円高で売却すれば為替の変化による損失が生じることも。つまり、為替の動向次第では、金利に加えて為替差益も期待できるのです。ちょっとした工夫で豊かな老後を手に入れましょう。

為替手数料には注意

金利にばかり気を取られがちですが、注視しなければならないが為替手数料です。円から外貨に交換するときや、外貨から円に交換するときにかかる為替手数料。米ドルを例にとると、都市銀行の大半が片道1円なのに対し、住信SBIネット銀行では4銭、ソニー銀行と新生銀行は15銭、楽天銀行とじぶん銀行では25銭など大きな差があります。

例えば、100万円を1米ドル100円の時に預金したとしましょう。
住信SBIネット銀行が片道4銭、都市銀行が片道1円で計算すると、住信SBIネット銀行では手数料に400円かかるところ、都市銀行では1万円。その差はなんと9600円。為替の動きは誰にも予想できませんが、金利と為替手数料は購入時にわかるもの。為替手数料は大事なチェックポイントと覚えておきましょう。

また、購入後すぐに売却すると為替手数料がかかる分、元本割れをする可能性があります。円安になるタイミングを待って売却できるように、余裕資金の範囲で無理なく行いましょう。
外貨預金は金融機関が破綻した場合に元本1000万円とその利息までが保護される「預金保険制度」の対象外というリスクもあります。金融機関を選ぶときには、どんなリスクがあるのかについてもしっかり把握しておくことが必要です。

まとめ

ボーナス時期には、金利の上乗せや購入時の手数料が無料になるキャンペーンなどおトクなプランが出てきます。まずはニュースで経済の情報や為替の動きを目にしやすい、米ドルから始めてみてはいかがでしょうか。

※ランキングについて
2018年4月20日時点の金利です。作成時に対象となるキャンペーン金利は含んでいません。
調査対象銀行は、じぶん銀行、ジャパンネット銀行、新生銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行、東京スター銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行。詳細については各金融機関にお尋ね下さい。

辻本 ゆか

CFP、おふたりさまの暮らしとお金プランナー 企業の会計や大手金融機関での営業など、お金に関する仕事に約30年従事。暮らしにまつわるお金について知識を得るこ...

プロフィール

関連記事一覧